取材・文 佐々木 千恵美  


神戸に本拠を構え全国に展開するベーカリー「ドンク」のイタリア発酵菓子を核としたブランド「サンレモ」より、春を告げるイースターのお菓子「コロンバ」が、2022年4月6日(水)〜4月19日(火)の期間限定で販売されます。(旗艦ブランドのドンクはじめ、ドンクエディテ、ジョアン、マリーカトリーヌ、ドミニック・ジュランなど5ブランドのベーカリー全国計140店舗で展開)

職人が粉から生地を仕込み焼き上げるスクラッチ製法に一貫してこだわるドンクは、1905年創業以来、本場で製法技術の指導を受け、「ヨーロッパの伝統菓子」を日本に紹介してきました。
クリスマスには「パネトーネ」や「パンドーロ」、新年には「ガレット・デ・ロワ」といったヨーロッパの行事に欠かせないお菓子を日本でいち早く販売し、菓子の文化とともに広めてきました。

「コロンバ」は、キリスト教のイースター(復活祭)を祝う、鳩(コロンバ)の形をしたイタリアの伝統的な発酵菓子で、イースターの日が近づいてくると、イタリアのパン屋や菓子店の店頭にはたくさんの「コロンバ」が並び、イタリアの人々にとって欠かせないお菓子。
クリスマスと違いイースターは毎年日付が変わる移動祝祭日であるため、祝祭日とならない日本では、なかなか実感しない行事ですが、もともと春を告げる行事でもあるので、日本でなら桜の開花シーズンみたいな感覚で考えればしっくりきますね。ちなみに2022年のイースターは4月17日(日)です。




この「コロンバ」を 1970年代から約50年に渡って製造・販売を続け、イタリアの伝統文化を日本に伝えてきたドンク。その内容は、バターと卵をたっぷり使用したイタリア発祥の発酵菓子「パンドーロ」にオレンジピールを入れ、アーモンドペースト、あられ糖をトッピングしてふんわり焼き上げたもの。
イースター前の断食(肉や卵を断つ)が終わって食べる「コロンバ」は、水を加えず卵の中でも黄身をふんだんに使い、バターを贅沢に練りこんだ「パンドーロ」をベースにした生地に、フルーツの軽やかさと風味豊かなアーモンドが加わり、春にぴったりの味わい。イタリア独特の発酵種(パネトーネ種)による甘い香りも食欲をそそります。トップのあられ糖が口の中でサクサクする音も心地よく、溶けるように柔らかい食感も他のパンやお菓子にはない魅力。


小サイズは1〜2人で食べるのにちょうどよい。


スパークリングワインや紅茶、お茶、コーヒーなどお好きな飲み物と、日持ちもするのでお花見に合わせていただくのもおすすめです。大、小2つのサイズがあるので、ご家族やいただく人数によって選べます。

「コロンバ」=「鳩」は平和のシンボルともされています。
コロナ禍が終わり、争いのない世界の平和を願いながらいただくのもいいかもしれませんね。



商品概要 「コロンバ」

販売期間:2022年4月6日(水)〜4月19日(火)の14日間
販売ブランド:ドンク、ドンクエディテ、ジョアン、マリーカトリーヌ、ドミニック・ジュラン
全国計140店舗
税込価格:小(約16cm×約11cm×高さ約5cm) / 584円
大(約27cm×約20cm×高さ約7cm) / 2,268円
価格は全て税込です。

サンレモの紹介

ドンクが作っている「コロンバ」や「パネトーネ」「パンドーロ」といったイタリア伝統菓子は、『サンレモ』という商品ブランドで販売しています。
『サンレモ』は、イタリアにて数々の賞を受賞しているオリンド・メネギン氏の経営する菓子店「サンレモ」から名付けられ、彼から直接指導を受けた伝統的な製法と本格的な味を守り続けています。

ドンクのHP
 http://www.donq.co.jp/pc/
ドンクオンラインショップ
 http://www.donq-store.jp/




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