取材・文 佐々木 千恵美 |
銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」から、収穫の秋、食欲の秋にぴったりなグルメ情報が届きました。 レストランやカフェを含め全館にグルメを楽しめるスポットがある「GINZA SIX」ですが、中でもスイーツは地下2階に集中して展開しています。 スイーツのテーマは主に3つ。 ■栗×和スイーツ ■旬のフルーツ×美スイーツ ■秋を載せる・挟む 1つ目は秋が旬のもののうち大人気なのが栗スイーツ。今年は定番を和のテイストと合わせ進化系にした栗スイーツがいくつも登場しています。モンブランは洋風から和菓子要素の入ったもの、どら焼きには逆に洋のテイストを混ぜたものといった感じで、日本人だから作り出せる栗スイーツの世界を堪能できます。 2つ目は実りの秋にぴったりな旬のフルーツを思い切り使い、見た目も芸術的なスイーツ。 3つ目は秋の風情をケーキにのせたり、挟んだりして味わい楽しむスイーツ。 先日行われたプレス発表会から、いくつかピックアップして紹介しましょう。中には「GINZA SIX」でしか味わえない限定品もあります。 お天気が良ければ、地上約56mの屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」の木々植物が生い茂る下のベンチで秋を感じながら、買ったばかりのスイーツやドリンクを召し上がってみるのもおすすめです。(ただし飲酒は不可です) |
栗×和スイーツ 定番の栗を使った進化系和スイーツ! |
■セゾンマロン (Signifiant Signifié + plus) 価格:3,456円 |
毎年人気の秋冬限定商品として、カボチャや栗ペースト、はちみつを使ったリッチでしっとりとした生地に、渋皮栗や甘露栗、イタリア栗の3種類の栗を贅沢にたっぷりと入れて焼き上げたセゾンマロンが新登場。パリッとした生地に見えるのに、スライスするとソフトでしっとりしたケーキのような、栗蒸しようかんのようなテクスチャーに驚きます。食べてみると、はちみつの香りがかぼちゃや栗の味を引き出してくれる、栗好きにおすすめの一品。 |
■栗きんとん大福ほうじ茶モンブラン (恵那栗工房 良平堂) 価格:各950円 GINZA SIX限定 |
粒餡と栗きんとん餡の2層の大福を、国産和栗を氷砂糖で炊き上げた栗きんとんのモンブランクリームを絞り、仕上げに大粒の渋栗を一粒丸ごとのせ、ほうじ茶を添えた、栗菓子専門店が作る大人のモンブラン。 ほうじ茶の香ばしい香りとやわらかく上品な甘さの渋皮煮、もちもちの大福と、食べるごとに味わいが変化する新感覚の一品です。 |
■和栗の焼き浮島 (麻布野菜菓子) 価格:3,456円 GINZA SIX限定 |
和風パウンドケーキと表現される「焼き浮島」シリーズに期間限定の和栗を使った新商品が登場。和栗をたっぷり練り込んだ浮島生地の中心に自家製小豆餡を潜ませ、仕上げに大きな栗の渋皮煮をごろっと贅沢にトッピング。表面をキャラメリゼし、ラム酒を全体に纏わせた風味豊かな大人のお菓子。 栗の存在感が見た目からもほっくりした生地からも感じられ、もう一切れと手がのびる栗スイーツです。 |
■和栗とバタチーの mochi 生どら焼き (GINZA 芭蕉堂) 価格:各480円 GINZA SIX限定 |
餅粉をブレンドして焼いたもっちり感が特徴のmochi生どら焼きシリーズに、熊本県人吉市球磨地方で収穫したばかりの「球磨栗」を贅沢に使用した新商品が加わりました。具はバターと特製生クリームチーズ(=バタチー)、甘さを抑えた潰し餡、栗のピューレ、和栗。2020年7月の豪雨で壊滅的な被害を受けた球磨川の流域の復興に尽力されている、球磨川アーティザンズとの出会いから生まれたコラボの一品です。季節限定の味わいをぜひ。 |
他にも「モンブランどらやき」 (KUGENUMA SHIMIZU)価格:540円や、イートイン限定で「白練かき氷 栗ほうじ茶 」(くろぎ茶々) 価格:2,970円が秋限定で登場します。 |
旬のフルーツ×美スイーツ 芸術の秋にぴったりな美しいスイーツ! |
■オータムアソート (パティスリー パブロフ) 価格:2,000円 GINZA SIX限定 |
芋・栗・かぼちゃ、秋のフルーツといった実りの秋を満喫できる生パウンドケーキ4種の詰合せ。焼き芋をイメージした「スイートポテト」、和栗を贅沢に使用した「マロン」、かぼちゃたっぷりの「パンプキン」、キャラメル風味の生地に秋のフルーツを飾った「オータムフリュイバリエ」で、小ぶりながら濃厚な秋味が楽しめます。 |
■ラフランスプリン (マーロウ) 価格:1,080円 |
ラフランスのコンポートを丸ごと1個使用した、見た目にもインパクトのあるプリンは、ラフランスの豊かな香りと味わいが楽しめる贅沢な一品。生クリームを少量使用し口当たりをソフトにしたプリン生地が、ラフランスの繊細な味わいを引き立てます。ブリュレされた上部あたりはフルーツグラタンのようで、食べ進むうちに底のカラメルソースと混ざり、味わいが深く変化していきます。 |
■ぶどう味くらべ (覚王山フルーツ大福 弁才天) 価格:720円〜 |
断面が楽しみなフルーツ大福専門店からは、旬を迎えるぶどう2種類を一度に食べ比べできる2個1セットが登場。「シャインマスカット」「ピオーネ」「ナガノパープル」の中から2種類がひと包みに。薄い白あんをまとったぶどうを薄い大福生地で包んだ、フルーツそのもののフレッシュ感が堪能できる新感覚の和スイーツです。
(写真前)ピオーネ (写真後)シャインマスカット |
■ゆずりんごケーキ (SunnyHills GINZA) 価格:2,400円 |
台湾に本店を構えるスイーツ専門店〈サニーヒルズ〉からは、期間限定の「ゆずりんごケーキ」が登場。りんごは青森県産の紅玉をフィリングにし、ケーキ上面には高知県産の柚子を使ったクーベルチュールでコーティング。紅玉りんごの風味と食感に柚子の香りがほんのり重なり、味覚のハーモニーを楽しめます。 |
■ハーベストアップルスパイスリーフティー (Tea Forté) 価格:4,190円 GINZA SIX限定 |
林檎にクローブやシナモンなどのスパイスとベリーも加えたルイボスティー。フルーティーな甘い香りにスパイス香がほどよくきいて、後味がすっきりした飲み心地です。パッケージ、茶葉共に、オータムカラーが映えます。身体に優しいUSDA認定オーガニック。 |
秋を載せる・挟む |
■もみじのパウンドケーキ (パティスリー GIN NO MORI) 価格:2,700円 GINZA SIX限定 |
岐阜県発、森のおすそわけがコンセプトのパティスリーGIN NO MORIから、食べる紅葉狩りともいえるパウンドケーキが秋限定で登場します。生地には、同じく岐阜県産の粉末にしたもみじとフランボワーズ、スライスしたクランベリーが入っていて秋色のアクセントに。天面には葉が敷き詰められています。もみじの葉が食べられるのも驚きですが、てんぷらなどとして食されており、ほんのり酸味とお茶のような苦みのある味わいなので、ベリー類と相性がよいのだそうです。日持ちもするので、お土産にもぴったりですね。 |
■はちみつペースト(栗) (L'ABEILLE) 価格:1,188円 |
イタリア産の栗とアカシアはちみつだけで作った、深まる秋にぴったりのペースト。アカシアはちみつの穏やかな甘さと栗のうまみと渋みが融合してコクのあるまろやかな味わいに。 パンのお供にぴったりですが、イチオシはマロンパイのような味わいになるバタートーストにオン。工夫次第でいろいろな栗の味わいをお楽しみください。 |
この他、バラのシロップ漬けりんごとバラのジャム、生の食用バラをたっぷりトッピングした「ローズ&アップルピザ」 (食べるバラの専門店・玖島ローズ)価格:1,490円や、さつまいもクリームを挟んだ「トゥンカロン さつまいも味」 (TOKYO MACAPRESSO)価格:380円、「ルピシア」のBATONアールグレイを使用したラング・ド・シャに、りんごチョコレートをサンドした「サク ラング・ド・シャ」(りんごと紅茶) (ISHIYA G)価格:1,566円など、この時期ならではのオン&サンドなスイーツが並びます。
いかがでしたか? ここではスイーツに的を絞って紹介しましたが、GINZA SIXの秋グルメはお食事、テイクアウト品もたくさん展開します。11月下旬(予定)にはサステナブルシーフードを使い、ミシュランスターシェフや一流料理人が手掛けた調理品を取りそろえる世界初出店のブランド「Signature (シグネチャー)」がオープンする予定です。商品や詳しい販売期間などについては、同施設の公式HPまたは直接お店にお問い合わせください。 |
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