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| 取材・文 佐々木 千恵美 |
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英国生まれの絵本『ピーターラビットのおはなし』が、今年で出版120周年を迎えます。帝国ホテル 東京では、世界中で愛されるこの物語をアフタヌーンティーやモクテル、ケーキにして120回目のお誕生日を祝うことにしました。題して「ピーターラビット™のバースデーパーティー」。
本館17階 インペリアルラウンジ アクアでは、物語のエピソードにちなんだスイーツやセイボリーを盛り込んだアフタヌーンティーが用意され、本館1階のランデブーラウンジでは、ピーターラビット™の妹たちが飾り付けをしたケーキや、可愛らしいモクテルが登場します。 開催に先がけて伺ったプレス発表会で目にしたのは、愛らしい絵本の世界が広がるバースデーパーティーのセッティング。 |
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ペストリーやベーカリーのシェフ達にお話しを伺うと、かなり絵本を読み込んだとのことで、次から次へとメニューに盛り込んだエピソードが飛び出します。試食する前から想像を膨らませることができるのってちょっとした幸運ですよね。お母さんから絵本を読み聞かせられた気分です。
それではメニューの紹介をしましょう。 |
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ピーターラビット™の “バースデー” アフタヌーンティー 本館17階 インペリアルラウンジ アクア |
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期間：2022年3月26日（土）～ 2022年6月30日（木） 提供時間：11:30～18:00 （ラストオーダー） 料金：7,700円（消費税込、サービス料別） 予約： https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/other_plan/plan/peterrabbit_120th.html |
| 絵本に登場するキャラクラーのストーリーが散りばめられた3段のティースタンド。添えられたメニューは絵本スタイルのデザインで、裏表紙はなんとこの企画のために書きおろしたオリジナルのイラスト。帝国ホテルのティーポット＆カップがさりげなく挿入されています。額にセットしてお部屋に飾っても素敵です。 |
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| アフタヌーンティーのメニュー表紙（左）と裏表紙にもなっているオリジナルアートのカード（右）。中央はもう1種類のオリジナルアートカード。 |
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| バースデーパーティーを楽しむ様子が描かれた帝国ホテルオリジナルアート。 |
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そんなメニューに描かれたカップでまず提供される紅茶は約25種類。おすすめの紅茶は、アップルとカモミールのブレンドティー「オーバーカムティー」。ティーインストラクターがブレンドしたオリジナルで、ピーターのお母さんが作るカモミールティーを思わせる、りんごの香りが甘く優しい紅茶です。 この他にも、人参ジュースや苺のシロップを加えたオリジナルウェルカムティー「キャロットベリーアイスティー」や、いつもの紅茶やコーヒー、日本茶、ハーブティーも多種ラインナップされているので、時間内に自由にオーダーして楽しめます。 |
1段目 デザート |
～フロプシー・モプシー ・カトンテールのティーパーティー～ フルーツとお花のガーデンタルト
 ピーターの妹たちが摘んできたハーブやフルーツ、食べられるお花を飾り付けた、食べるのが勿体ないほどラブリーなタルト。滑らかなホワイトチョコレートクリームとフルーツ、フランボワーズソースの甘酸っぱさが、サクサクの生地と相性抜群。 |
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～マグレガーさんの畑でとれた人参～ キャロットケーキ
まるで人参が畑に植わっているような形ににっこり。すりおろし人参とナッツにほんのりスパイスをきかせて焼いた生地に、ココアとクランブルで畑を、オレンジと人参のジュレで “人参” を表現したケーキを見れば、ピーターが食べたくなる気持ちもわかりますね。 |
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～ねこまきだんご！？ ローリーポーリープディング風～ ブラックベリーのロールケーキ
『ひげねずみのサミュエルのおはなし』の ‘ねこまきだんご’ の元にもなった、作者ポター氏ゆかりの湖水地方のローリーポーリープディングにヒントを得て考案されたロールケーキは、一口頬張ると予想を裏切るほど軽くてふんわり、ほんのり甘酸っぱくてやさしい口当たりにびっくり。それもそのはず、シフォンケーキ生地にポターの好物ブラックベリーのジャムを巻いたのですから。 |
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2段目 セイボリー |
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～これは何のパイ？～ ダッチェスの仔牛とハムのパイ
ひょっとしてピーターのお父さんがマクレガーさんの奥さんにパイにされたお話のパイ？ うさぎの耳が中身に謎をかけますがご安心を。こちらは犬のダッチェスが、猫のリビーが作るパイがねずみのパイではないかと心配して、自分で作った ‘仔牛とハムのパイ’ と交換する『パイがふたつあったおはなし』をもとにイメージした仔牛肉とハムを重ねたパイ。ハーブのきいたきめ細かいフィリングはクリーミーでなめらかな口当たりです。 |
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～ベンジャミンバニー™のおみやげ玉ねぎ～ オニオングラタンスープ
マクレガーさんの畑から持って帰りたくなるような玉ねぎを使った濃厚なスープです。 |
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～120周年を祝う～ プレーンスコーン
120周年のロゴをデザインしたチョコレートを飾ったアフタヌーンティーには欠かせないスコーン。形がスクエアなのは余り生地が出にくいという、食品ロス対策を考慮してとのこと。ジャムとクロテッドクリーム、はちみつは別添えで提供されます。 |
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3段目 セイボリー |
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～ピーターラビット™と姉妹が好きなぶどうパン～ パン・オ・レザン
お母さんが子供たちの好物のぶどうパンと黒いパンを買いに行くシーンからイメージした、サクサクの渦巻ぶどうパン。 |
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～ジマイマの卵～ トリュフたまごクリーム/鴨のスモーク/トマトコンソメジュレ
『あひるのジマイマのおはなし』からは卵をかえす場所を探して奮闘するシーンをグラスの中に盛り込みました。 |
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～ピグリンのおかゆじゃなくて～ リゾットコロッケ
ピグリンとピグヴィグが一緒に食べたおかゆに着想を得て、ポルチーニリゾットのコロッケに仕上げた一品。 |
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～フロプシーの子どもたちに贈る～ ブーケサラダ
マクレガーさんの畑の脇に捨てられた野菜の中から食べ物を探す、フロプシーの子供たちに贈るサラダ。グラスの底にトマトのうまみを吸ったクスクスのサラダ、その上をふんわりとスモークサーモン、ラディッシュや人参、エディブルフラワーでブーケのような見た目です。野菜のパリッとした食感で元気が出ます。 捨てられた野菜は形が悪かっただけでしょうか？とフードロス問題を問いかけられているかのような、そんなメニューにも思えますね。 |
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※各段の全体画像は2名用の盛り付けとなります。 ※メニュー内容は変更となる場合があります。また、天候等により仕入れ状況が変わる可能性があるそうなので、予めご了承ください。 |
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ピーターラビット™の “バースデー” ケーキ 本館1階「ランデブーラウンジ・バー」 |
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期間：2022年3月26日（土）～6月30日（木） 料金：3,300円（消費税込、サービス料別） ※コーヒー または 紅茶付 提供時間 11:00～22:00（21:30 ラストオーダー） 予約： https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/other_plan/plan/peterrabbit_120th.html |
| まるでピーターラビット™の妹たちが飾り付けをしたようなケーキは英国伝統のミックスベリーをふんだんに使用したケーキにふわふわのクリームを添えた優しい味わいです。ピーターラビットをプリントしたチョコレートがお祝いらしさを演出するプレートになっています。 |
| ピーターラビット™の “バースデー” モクテル |
| ハーブやお花をあしらった可愛らしいモクテルで一緒にお祝いしませんか？ 2種類ともハーブティーがベースのオリジナルノンアルコールカクテルです。 |
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Mommy's Limeade（マミーズライムエイド）（写真左） 2,300円（消費税込、サービス料別） ピーターラビット™のお母さんが作るカモミールと、リンデン・ライムジュースをあわせ、爽やかに仕上げたモクテルです。色も香りもこれからの季節にぴったり。 |
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Happy Berry Punch（ハッピーベリーパンチ） 2,300円（消費税込、サービス料別） ピーターラビット™の妹たちが摘んできたベリーやお花をふんだんに使用した、ローズヒップがベースの甘酸っぱいモクテル。古くからお祝いの席で飲まれたと言われるパンチカクテルをイメージして作った一杯で乾杯！ |
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2つのスイーツを宿泊付きで味わう限定宿泊プランも用意されているので、遠方の方、ファンの方、記念日のお祝いなどに利用してみるのはいかがでしょうか。 1日３室限定で、世田谷美術館で開催中の『出版120周年 ピーターラビット™展』観覧チケットや、ピーターラビット™×帝国ホテル オリジナルグッズ（非売品）のプレゼント付きです。 |
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| 『出版120周年 ピーターラビット™展』ポスター |
| 詳しくはホテルの公式ホームページをご覧ください。 |
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ちなみに世田谷美術館の展示会には、帝国ホテルで賞味する前でも後でも行かれることをおすすめします。ピーターラビット™のバースデーパーティーが一層記憶に残るイベントになりますよ。
展覧会は、東京での開催終了後は大阪に場所を移します。それに伴って7月1日からは帝国ホテル 大阪でもピーターラビットのコラボレーションアフタヌーンティーが提供されます。詳細は決まり次第同ホテルの公式ホームページに掲載されるとのこと。楽しみに待ちましょう。 |
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| 青いチョッキがトレードマークのピーターラビット™ |
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