取材・文 佐々木 千恵美  


アフターコロナの海外旅行はやっぱりハワイ!
そう決めている方もいらっしゃると思います。各地でハワイのイベントが増えているなか、帝国ホテル 東京・大阪でも、毎年恒例のハワイ ハレクラニフェア 2023が開催されています。


ハレクラニのプールと白&黄色いパラソルのイメージを映したハワイ ハレクラニフェアの栞。


ハワイの中心、ワイキキビーチ沿いに建つ創業100年を超えるハレクラニは、言わずと知れた名門ホテル。ハネムーナーにとっても憧れの、エレガントな雰囲気を持つラグジュアリーリゾートです。

2009年から業務提携を開始した帝国ホテルとハレクラニ。フェアも今年で14回目を迎えます。ハレクラニの味やハワイの食文化を感じられるお料理やスイーツ、パン、カクテル、ロゴ入りグッズなどが多彩に展開されます。
特に今年はハレクラニのレシピで作るメニューと帝国ホテル 東京のオリジナルメニューを組み合わせたコラボレーションアフタヌーンティーや、ハレクラニのバンケット・イベントシェフ シェイデン サトウ氏による新作メニュー、ハレクラニのファインダイニング「ラ メール」と帝国ホテル 東京のメインダイニング「レ セゾン」のコラボレーションディナーを開催するなど、特別感あふれる内容となっています。


帝国ホテル 東京料理長の杉本雄氏(左)とハレクラニのバンケット・イベントシェフ シェイデン サトウ氏(右)プレス発表会にて記念撮影。


ハレクラニロゴマーク入り タンブラーは、表にハレクラニ、裏に帝国ホテルのロゴが入っている。
2,860円(カドー ガルガンチュワで販売)

「ハワイ ハレクラニフェア 2023」概要  

期間: 5月1日(月)〜 6月30日(金)
場所: 帝国ホテル 東京
「レ セゾン」(本館中2階)
「パークサイドダイナー」(本館1階)
「インペリアルラウンジ アクア」(本館17階)
「オールドインペリアルバー」(本館中2階)
ホテルショップ「ガルガンチュワ」(帝国ホテルプラザ 東京 1階)

協力: 日本航空株式会社

http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/other_plan/plan/hawaii_halekulani_fair.html



盛りだくさんな内容ですが、パナデリアとして外せないのがスイーツとパン。

そこでまずはハレクラニを代表するスイーツ、ココナッツケーキをご紹介します。

ハレクラニ ココナッツケーキ 2,450円

本館1階「パークサイドダイナー」でいただけるココナッツケーキ。見た目はボリュームがありそうですが、ベースがシフォンケーキなので思いのほか軽くて食後でもいただけそう。


天使のように白くてふわふわ夢心地なスイーツは、たっぷり空気を含ませたシフォンケーキがベース。間にカスタードクリームを挟み、ホイップクリームをケーキ全体に塗ったらココナッツをまぶし、ラズベリーソースを添えてサーブされるのが現地スタイル。1959年の誕生以来愛され続けている、ハレクラニを象徴するケーキなのです。
帝国ホテルでも初めてフェアを開催した2009年から毎回提供しており、不動の人気を誇るメニューとなっています。現地と同じレシピで仕上げたココナッツケーキは、材料の違いはあれど、製造工程の工夫によりほぼ現地の味わいになったとのこと。実際ハワイのハレクラニで食べていらした方にもきっと満足のいく味わいなのでは!? ハワイの風を心で感じながらいただいて、思いをはせてはいかがでしょうか。

今回東京でココナッツケーキを楽しむことができるのは3か所。(1)ソースやエディブルフラワーとお皿に盛りつけたハレクラニスタイルでいただける「パークサイドダイナー」のデザートとして、(2)ウミガメを描いたお皿でサーブする「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーのスペシャルデザートとして、(3)ホテルショップ「ガルガンチュワ」では、テイクアウト用にアレンジした形のココナッツケーキが用意されています。ホテルでも、おうちでもハワイに思いをはせながらすてきなスイーツタイムをお過ごしあれ。


「インペリアルラウンジ アクア」のハワイアンアフタヌーンティー with Halekulani で供されるハレクラニ ココナッツケーキは、ハワイの海をイメージしたウミガメが泳ぐデコレーションで。現地同様、ラズベリーソース添えです。


パティスリー「ガルガンチュワ」のハレクラニ ココナッツケーキ 1,200円

シフォン生地にカスタードクリームとラズベリーソースを絞り、ココナッツをトッピング。ソースが予め入ることで、おうちでも皿盛りのハレクラニスタイルを感じることができる。


ハレクラニオリジナルレシピのスイーツはもうひとつ。マカダミアナッツ チョコレートムースがあります。
ハワイの定番お土産としてすっかりおなじみのマカダミアナッツをダコワーズ、塩キャラメルガナッシュ、チョコレートムースと重ねて、艶やかなグラサージュと金粉で仕上げた、フランス菓子のタッチを加えたような一品。
こちらは2か所、「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーと、ホテルショップ「ガルガンチュワ」のテイクアウト用アレンジ版でいただくことができます。


「パティスリー ガルガンチュワ」のマカダミアナッツ チョコレートムース 1,500円


帝国ホテルのベーカリーからもフェアのために考案された新作が登場。パイナップルブリオッシュとマカデミアナッツ チョコレートクロワッサンが「エピスリー ガルガンチュワ」にて販売されています。
前者はブリオッシュフィユテにココナッツクリーム、パイナップルクリーム、角切りのパイナップルを重ね、ココナッツメレンゲとタイムをトッピングした、初夏にぴったりの爽やかな味わいです。Hala・Kahiki(ハラ・カヒキ)(ハワイ語でパイナップルのこと)という名前で、「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティーの1段目にも小さな細長い形で並びます。
後者はハレクラニオリジナルレシピの「マカダミアナッツ チョコレートムース」から着想を得てアレンジしたというクロワッサン。マカダミアナッツと塩キャラメルガナッシュをクロワッサンに詰め、ビターチョコレートガナッシュ、カカオニブ、マカダミアナッツ、金粉をトッピング。ナッツとクロワッサンの食感とキャラメルガナッシュの塩味、バターリッチな風味が広がります。
丸い大判焼のような形は、ニューヨーク発祥でパリでもブレイク中の新しいロールクロワッサンのスタイルをさりげなく取り入れているのでしょうか。


「エピスリー ガルガンチュワ」の新作 パイナップルブリオッシュ 750円

火を入れたパイナップルのみずみずしい美味しさと滑らかなクリーム、サクッとした生地のハーモニーが体感できる。


「インペリアルラウンジ アクア」のハワイアンアフタヌーンティー with Halekulani では、1段目に Hala Kahiki(ハラ・カヒキ)という名で細長い形で登場。その隣に映るのはマカダミアナッツ チョコレートムース。


「エピスリー ガルガンチュワ」の新作 マカデミアナッツ チョコレートクロワッサン 650円

食感と豊かな風味の交差する見た目にも楽しいクロワッサン。三日月ではなく満月といいたいところですが!


昨年も好評だった紫色の「アサイーボウル」をイメージしたアサイーブレッドも、今年は手軽なスライスが登場。朝食に元気の出るドライフルーツやシリアル入りです。


「エピスリー ガルガンチュワ」のアサイーブレッド 1個 1,630円 / スライス5枚入り 830円

アサイーのパウダー、ピューレを練りこんだフランスパン生地にブルーベリー、クランベリー、ココナッツファイン、グラノーラ、くるみを混ぜ、表面を食感と色、甘みのアクセントとなるコーングリッツでトッピングした、食事にも合わせられる美しいパン。



ハレクラニオリジナルレシピのスイーツやセイボリーの数種類が一度に楽しめる「インペリアルラウンジ アクア」のアフタヌーンティー。憧れのハレクラニを身近に感じられ、なおかつ帝国ホテルのエッセンスも詰まったコラボレーションメニュー、わくわくせずにはいられませんね。
「インペリアルラウンジ アクア」のハワイアンアフタヌーンティー with Halekulani

ハレクラニと帝国ホテルのそれぞれのオリジナルメニューを織り交ぜた、このフェアでしか味わえないコラボレーションアフタヌーンティー。
提供時間:11:30〜18:00 (ラストオーダー)
料金:平日 9,200 円・土日祝日 9,800 円
サービス料・消費税込
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/imperial_aqua/plan/afternoon_tea.html

 ■メニュー

はハレクラニオリジナルレシピ

< Special Dessert >
ハレクラニ ココナッツケーキ

< 1段目 >

マカダミアナッツ チョコレートムース

マンゴーとリヒムイのメレンゲタルト
タルトにマンゴーのフィリングを敷き詰め、メレンゲとフレッシュマンゴーを飾り、仕上げに振りかけたリヒムイ(干し梅)パウダーの酸味がアクセント。

グアバケーキ
グアバピューレを入れたスポンジ生地に、クリームチーズを混ぜたグアバクリームを絞ったケーキ。

Hala Kahiki(ハラ・カヒキ)

< 2段目 >

ロコモコ with フライドライスケーキ
ハワイ料理の定番"ロコモコ"をハレクラニレシピで。ニンニクやシラチャーソースを効かせた平たい揚げ焼きライスに、ハンバーグとゆで卵をのせ、紫色のマッシュポテトを飾って。

海老のフリッター ハニーナッツマヨネーズ
マカダミアナッツとハニーマヨネーズを絡めた海老のフリッターを、酸味のあるハイビスカスジュレとクスクスにのせて。

Green Smoothie
ケール、人参、小松菜、リンゴなどのスムージーに、ケールを飾って。

プレーンスコーン
ホテルのベーカリーで焼き上げた、しっとりとしたスコーン。

< 3段目 >

プレフチキン ピンチョススタイルで
コクのあるプレフ(炙り)チキンにパイナップルを合わせ、サーフボードに見立てたパイナップルの皮にのせたピンチョススタイルで。
ホテルショップ「ガルガンチュワ」でもテイクアウト用にアレンジして販売。

サーフ&ターフバーガー
サーフ&ターフとは、海の幸と山の幸を 1 品で提供するスタイルのこと。ピンク色のバンズに、白身魚のフライとビーフパストラミをはさみ、自家製タルタルを合わせボリューミーなバーガーに。

ロミサーモン ハワイの海をイメージして
ハワイで人気の前菜 “ロミサーモン”。サーモンとキウイ、トマトでカラフルに仕上げた帝国ホテルのオリジナルメニュー。


  

お料理中心にいただける「パークサイドダイナー」(本館1階)では、アヒポケやロコモコなど、ハワイならではのエッセンスを盛り込んだ食事メニューも充実。日系人のハレクラニ バンケット・イベントシェフ、シェイデン・サトウ氏考案による、ハワイと日本の架け橋となるような新作メニューをぜひ。

「パークサイドダイナー」の【新作】ハワイアン アヒポケ 2,600 円
“アヒ” はハワイ語でマグロ。ポケはランチで食されるなど日常的な食べ物です。表面に焼き色をつけて香ばしく仕上げ、海藻や玉ねぎ、ごまとあわせたマグロを、さっぱりとしたわさびドレッシング和えのサラダ、青のりパンと一緒に召し上がれ。


バンケット・イベントシェフ シェイデン サトウ氏

ハレクラニのバンケット・イベントシェフとして、宴会部門のメニューを考案、統括。ハワイ最大の食の宴、ハワイフード&ワインフェスティバルやハワイ国際映画祭のオスカーナイト ガラディナーでは、著名なシェフとともに活躍。


ここに紹介しきれなかったメニューや内容、営業時間などは、帝国ホテル東京の公式ホームページやSNSをご覧ください。また、帝国ホテル大阪でのフェア内容は異なります。詳細は同ホテルの公式ホームページでご確認ください。

料金はすべてサービス料・消費税込


帝国ホテル 東京
  
公式ホームページ:https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/index.html
Instagram:https://www.instagram.com/imperialhotel_jp_official/

帝国ホテル大阪でのハワイ ハレクラニフェア
  
https://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/news/cat312/halekulani_fair_2023.html



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