取材・文 佐々木 千恵美  


2月5日(水)〜2月14日(金)まで開催される松屋銀座バレンタインフェア「ギンザ バレンタインワールド」の概要が発表されました。

今年のテーマは「ENJOY! 〜体感バレンタイン〜」。

いつも個性的なラインナップで銀座を訪れる人の心を掴む松屋銀座のバレンタイン。ここ数年で変化したバレンタインの楽しみ方をデパートならではのエンターテインメントで展開します。今やバレンタインは本命チョコや義理チョコ選びではなく自分自身が楽しむお祭りなんですよね。


「ギンザ バレンタインワールド」約1000uの会場に集結するブランド数はおよそ100。


松屋オリジナルフィギュア 幸せを呼ぶ「幸福のブタ」ザ・ファイナル〜私、お嫁に行きます!〜
8階イベントスクエアで期間中、税込3,000円以上(合算可)のお買い上げで先着5,000名様に右側‘幸福のブタの女の子’のプレゼント企画もあり。


初上陸、イートイン、和菓子、サステナブルなチョコレートなど、注目すべきポイントは多々ありますが、何といっても今年の目玉は関東初上陸、イタリア発のチョコレート祭り「ユーロチョコレート」が同時開催されること。

「ユーロチョコレート」とはイタリア・ペルージャで25年以上にわたり開催されているヨーロッパ最大級のチョコレートの祭典。実はヨーロッパには各国各地で独自のチョコレート祭りがあるのです。私個人もドイツのチュービンゲンやスウェーデンのストックホルムに、それ狙いで行った経験があります。並ぶチョコレートや演出にもお国柄が出ているのが興味深く興奮したものです。町の通りや広場で開催するチュービンゲンと同じくペルージャも屋外型! 10日間の開催で世界中から80万人以上が訪れるこのビッグイベントが、昨年日本の関西に初上陸し大盛況だったそうです。

今回は8階会場のうち約150uに12ブランド(うち日本初上陸5ブランド)が登場。最大の特徴は量り売りとバラ売りの品が多いこと。自分用なら立派な箱もいらないし、同じものがたくさん詰まっているよりも、ちょっとずつ違うチョコレートが食べたい。そんな気持ちに寄り添うブランドがここにはあります。

「ユーロチョコレート」には量り売りやバラ売りの、飾らないけれどこだわりが詰まったチョコレートが並ぶ。



◆ビー ウェル

イタリアのフルーツやナッツ、スーパーフードなど材料にこだわったチョコレート約20種類を量り売り。グルテンフリーやヴィーガン対応品もあり、好みに合わせて美味しく身体によいチョコレートをゲットできます。
各種50g 600円から

ビー ウェルの量り売りの円盤型チョコレート。かわいいデザイン袋につめてくれる。


◆ドルチェ ヴィータ

1969年創業、長靴の中間東側、マルケ州にある港町で家族経営するブランド。ミントやティラミスなどフレーバーのライスパフが、ポテトチップのような薄型チョコレートに散りばめられたチョコレートチップスは、サクサクっと軽い口当たりなのでついもうひとつと手がのびる、ちょっと危険で楽しいスナッキングチョコレート。
各種100g 681円から

◆ガルップ 日本初上陸

リモンチェッロやバローロなど大人向けの紙包みチョコレート。お酒のお供にいかが。
各1個 181円

◆コスットゥルットーリ・ディ・ドルチェッツェ

胡椒を挽いて振り掛けるように、パンやドリンクに挽きながら振りかけるチョコレートミルがユニーク。同時に2種類のチョコレートが出る仕掛けもイタリアらしい。
チョコレートミル ダーク&ホワイト 1個 160g 1,801円

コスットゥルットーリ・ディ・ドルチェッツェの毎日が楽しくなるようなチョコレートミル。



チョコレートというわけではないけれど、バラ売りと言えばパーランスのキャラメルも豊富なフレーバーを10種類揃え初登場。ストックホルムに行くと必ず立ち寄るレトロでかわいくて後を引く美味しさのキャラメル屋さん「パーランス・コンフェクティール」。映画の中に出てきそうなファッションに身を包んだ店員さんと相談しながら、1個からでも買えるスタイルがそのまま東京にもやってきます(ユニフォームは残念ながら見られませんが)。一番人気はバニラ、シーソルトですが、チョコレートもあり、ラズベリー、リンゴンベリーなど北欧ならではのフレーバーも登場するので楽しみ。生クリームやバターの質にもこだわり日々手づくりされるキャラメルには、とにかくひと口で落ちますよ。

パーランス・コンフェクティールのバラエティ豊かなキャラメル。ギフトBOX5粒入り1,053円の他、箱なしで1粒からでも買えるのがうれしい。


毎年好評のイートイン・実演チョコスイーツは10ブランド。行列ができるチョコレートソフトクリームは4ブランド(「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」「バビ」「カカオサンパカ」「ダンデライオン・チョコレート」)登場するから食べ比べするのも面白そう。

近頃人気のパフェも食べられます。初登場の自由が丘「ヒオ アイスクリーム」が、チョコレートアイス、美瑛ミルクアイス、柑橘アイス、柑橘ミルク、柑橘のコンフィチュールで組み立てるパフェは各日限定20食。お値段もやさしく、これは早い者勝ちになりそう。

ヒオ アイスクリームのチョコレート×シトラスパフェ 851円 柑橘はそのときの旬のもので。


いつもトレンドを取り入れたスナッキングスイーツで楽しませてくれる「ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ」からは「タピオカカカオミルクティー×ドーナツ」が登場。

ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマの松屋銀座限定 タピオカカカオミルクティー×ドーナツ 751円。カカオニブから抽出したカカオティーにミルクと黒糖タピオカを入れ、苺チョココーティングした焼きドーナツをのせて。


チョコレートは食べたいけれど糖質が気になる、いっぱい食べ過ぎという方には、京都のからだサポート研究所と共にレシピ開発した「アトリエ・ドゥ・ムニアン」の「低糖質チョコレートドリンク」はいかが? カカオ感ありながらすっきりした後味ですよ。
低糖質チョコレートドリンク 1杯770円

忘れてならないのが日本初上陸&松屋銀座限定のチョコレート。
今年は発掘品ともいうべきブランドがやってきます。そのひとつがスイスの小さな町にある「トリスタン」の工房で作られる「パヴェ、トリュフ・レー、シャンパーニュ」。なめらかなくちどけと飽きの来ない味わいに魅了され各地からお客さんが買いに来る、知る人ぞ知るブランドなのです。
「パヴェ、トリュフ・レー、シャンパーニュ」各50g 864円

「ルフィア」はロサンゼルス発のアーモンドスイーツブランド。カリフォルニア産アーモンドの風味を活かした「カリフォルニア アーモンドトフィー」はミルフィーユのようなザクザク食感が印象的。ビバリーヒルズやサンタモニカの限られた高級店だけで販売されるルフィアのアーモンドスイーツが松屋先行販売されます。
「カリフォルニア アーモンドトフィー」3,240円(各日30個限定)

ルフィアのカリフォルニア アーモンドトフィーはオーガニックのノンパレル種アーモンドをスライスしてトフィにした新食感のスイーツ。


サステナブルなチョコレートは今年も多種揃います。
カカオマニア垂涎のタブレットチョコレートには、カカオ生産地の技術支援や環境への取り組みを行っているものも多く、そういったチョコレートを選ぶことで誰かの「幸せ」につながるって、自分も幸せな気持ちになりますね。

チョコレートを楽しみながら社会貢献するサステナブル&売上金の一部で世界の女の子を支援する#サポチョコ。今年もたくさんのブランドと種類が揃う。


そして松屋銀座といえばチョコ和菓子。今年も6ブランドから個性あふれる品が登場しますよ。
銀座の真ん中の百貨店で、チョコレートの楽しみを体感しに出かけてみませんか。



松屋銀座バレンタインフェア
 会期:2020年2月5日(水)〜2月14日(金)
 会場:8階イベントスクエア「ギンザ バレンタインワールド」

詳しくは公式サイトを参照ください。
 http://www.matsuya.com/m_ginza/




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