1月18日（金）、六本木の「メルセデス・ベンツ　コネクション」がグランドオープンしました。 メルセデス・ベンツは知っているけれど、「メルセデス・ベンツ　コネクション」とは何だろうとお思いの方もいるかもしれません。これは、車の名前ではなく施設の名前。メルセデス・ベンツをもっと身近に感じてもらおうという試みの一つで、世界で初めてメルセデス・ベンツブランドとして展開するカフェやレストランを中心とした、まったく新しいコンセプトの施設なのです。2011年7月に、期間限定でオープンして以来、18ヶ月で、延べ90万人以上、一日当たり平均1800人以上もの人が訪れました。 その成功を受け、今回、場所を移してさらに充実した施設となり、グランドオープンを迎えることになったのです。

メルセデス・ベンツブランドが追及する“本物・本格”を、より“カジュアル”に楽しむことができる場として、新しく移転オープンした「メルセデス・ベンツ コネクション」

オープンの3日前に行われたプレスレビュー。 メルセデス・ベンツジャパン株式会社の上野社長も駆けつけて、 「車の会社がレストランやカフェをしてどうなるかという心配をよそに、前回は大成功でした。多くの人に、メルセデス・ベンツをより身近に、親しみのあるブランドとして感じてもらえたのではないかと思っています。今回は、飲食の内容もよりグレードアップさせ、施設全体としての充実をはかりました」 と意気込みを語りました。

1F　Gallery	1F DOWNSTAIRS COFFEE

新しい「メルセデス・ベンツ　コネクション」は、一階にランウェイを備え、メルセデス・ベンツの最新モデルを展示してあります。 このフロアには、オリジナルグッズの販売を行うスペースなどのほか、早朝からオープンするカフェ「DOWNSTAIRS COFFEE」が。こちらでドリンクを監修しているのが、澤田洋史氏です。2008年にシアトルで開催された「ラテアートチャンピオンシップ08 シアトル大会」で、歴代最高スコアでアジア人初チャンピオンを獲得した経歴を持つ、ラテアートの第一人者で、現在は渋谷に「ストリーマー カフェ カンパニー」をプロデュース。それにしても、ラテアートと言うと可愛らしいイメージがあるけれど…… 「そう思われることもありますが、実は、ラテアートは、コーヒーの抽出、ミルクの泡の温度や状態など全てが整わないとできない。見た目ありきではなく、クオリティーの高さの証なんです」

なるほどそうなのかと思いながら、アートのほどこされたラテを口にすると、これが驚くほどおいしい！　きめ細かくふんわりして口当たりがいいだけではありません。ミルクと一体になったコーヒーは、まさに程よいコクで、少しの引っかかりもなく、口から喉の奥へと、するすると入ってくるのです。改めて「クオリティーの高さの証」という言葉に納得しました。本格・本物を追求するメルセデス・ベンツが澤田氏を選んだ理由が、この味からわかります。 全てのラテにアートを施してくれるというのも嬉しい限りで、他にこのカフェでは、メゾンカイザー木村周一郎氏監修のサンドイッチなどの軽食も用意され、コーヒーと共にテイクアウトもできます。

カフェではセットメニュー以外にテイクアウト用のサンドイッチなども用意されています

さて階段を2階へ上がると、明るい空間が。オープンキッチンを備えたレストラン「UPSTAIRS」が広がります。なんとミシュラン二つ星のフランス料理店「リューズ」の飯塚隆太シェフが監修した料理が食べられるのです。

飯塚隆太シェフ

UPSTAIRS

「中身を知る前から“敷居が高い”と思われてしまうのがフランス料理。そのあたりをなんとかしたいと昔から思っていますが、メルセデス・ベンツも、“敷居が高い”と思われがちなブランドですよね。こうして、親しみのある空間を作って身近に感じてもらおうという姿勢、そして高品質・洗練といったメルセデス・ベンツのキーワードにも共感を覚えました」 と飯塚シェフ。ランチセットは1200円から、ディナーコースも2990円から。気軽に楽しんでもらいたいと言うものの、さすがはジョエル・ロブション氏の系列店で腕を磨いた二つ星シェフです。味に妥協はありません。この日は、見た目も美しい前菜の盛り合わせや、牛頬肉の料理、りんごとキャラメルのデザートなどを披露してくれました。土日限定で、メルセデス・ベンツでのお迎え付きの特別ディナーコースがあるなど、記念日使いもできます。

これは、ランチの「A-Class」。コース名には、メルセデスのラインナップと同じ名前が

こちらは、ディナーのコースメニューから 「E-Class」

ランチタイムにはセットメニューに＋500円で、デザートブッフェも楽しめます

そして、これは、プレスプレビュー当日に並んだ本格的なお料理の数々

そして飲食以外でもうひとつ、メルセデスファンに素晴らしいニュースが。ドイツ以外では世界初となる「AMGプライベートラウンジ」がこの施設内にできました。メルセデスのハイパフォーマンスモデルである「AMG」のお客様のための空間では、最高級のインテリア素材やパーツを手に取りながら、自分だけの特別な1台をカスタマイズできます。お披露目のこの日も、ドイツから、メルセデス-AMG社のマネージャーが来日して挨拶がありました。このラウンジ、そしてこの施設に対するメルセデス・ベンツの力の入れようと、世界からの注目を感じずにはいられません。

AMGプライベートラウンジ

左から澤田洋史さん、メルセデス・ベンツ日本の中山大輔さん、レストラン＆カフェをプロデュースした中村貞裕さん、そして飯塚隆太シェフ

この話題の施設、一度は立ち寄ってみたいものです。メルセデス・ベンツに乗っていなくても、臆することはありません。むしろお客様の多くはメルセデス未体験者。無線ランも繋がるカフェでゆったりした時間を過ごしたり、逆に時間のない時にさっと温かいコーヒーをテイクアウトしたり。六本木に遊びに行った時のランチやディナー、深夜の食事まで、いろいろな人といろいろなシーンで、気軽な気持ちで足を向けたいスポットです。

店舗情報

メルセデス・ベンツ コネクション 住所： 東京都港区六本木7-3-10 URL： http://www.mercedes-benz-connection.com/index.html

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