畑の肉と言われるほど栄養価が高く、体に良いと言われる大豆。
ここ数年、日本での人気も高まっています!
豆乳は昔から日本では馴染み深い飲物ですが
実は、シンガポールでもとてもポピュラーな存在なのをご存知ですか?
そんなシンガポールで大人気の豆乳スタンド“mr bean(ミスタービーン)”
が、渋谷店、長津田店に続き、日本で3店舗目となる東京八重洲店をオープン!
その前日に開催されたプレス試食会にお邪魔してきました。



新店舗がオープンするのは、縦横無尽に伸びる地下道に店々が軒を連ねる、東京駅「八重洲地下街」、通称“ヤエチカ”。実は、近年、大規模なリニューアルが進められていて、今年の5月16日に全館グランドオープンを果たしたばかりです。

そんな、新生“ヤエチカ”のニューフェイスが、シンガポールからやってきた豆乳スタンド〈ミスタービーン〉。え?シンガポールで豆乳?と思う人もいるかもしれませんが、なんと、国民の20〜30%が毎日豆乳を飲んでいるそうです。


明るくカジュアルな雰囲気のmr bean 東京八重洲店。
テイクアウトも可能です



豆乳王国からやってきた“mr bean”のこだわりは、「しぼりたてのSoya Milkのおいしさ」。なんと、店内には専用の設備が整えられ、毎日しぼりたての豆乳を提供するというこだわりよう。確かに、ジュースでも牛乳でも、フレッシュが一番おいしい!それは豆乳だって同じ、というわけです。
大豆製品では負けていない日本人ですが、確かに、豆乳といえばロングライフタイプが一般的。お豆腐屋さんにでも行かない限り、しぼりたての豆乳にはなかなかお目にかかれません。


さっそく、気になるメニューをオーダー。豆乳ドリンクだけでも9種類あるので、迷ってしまいます


ということで、まずは“mr bean”の命ともいえる、豆乳「クラシック」をいただいてみることに。


クラシック(ホット・アイス) ¥200

フワッと広がる豆の香りとサラッとした口当りが印象的。素直な大豆の風味がギュッと詰まっています。味、飲み口共に、思ったよりもあっさりしていて、豆乳の苦手な人でもおいしくいただけそう! 大豆好きには、より風味を強く感じるホットがお勧めです


この「クラシック」は、しぼりたてのフレッシュな味わいを一番強く感じることができるメニュー。ちなみに、シンガポールでは甘い豆乳が一般的で、“mr bean”では、好みに合せて3段階の甘さが選べるようになっています。甘さを加えることで、豆乳にありがちなエグミを感じなくなり、とても飲みやすい印象!それにしても、ミルクスタンドはあるのに、豆乳スタンドがなかったなんて・・・。考えてみると、なんだか不思議な気もします。

オープンを翌日に控えたこの日には、シンガポールから社長のカン氏も来日中。
「ロングライフの豆乳にありがちなクセがなくて、とてもおいしいです!」と伝えると、
「そうなんです!フレッシュだから、この味が出せるんですよ」と、満面の笑みで応えてくれました。


ミスタービーン君も登場! 社長のカン氏(手前)と日本で運営を行なう「東急グルメフロント」の木村氏とともに“パチリ”。ビーン君のイラストはカップなどにもついていて、かなりキュートです


元々シンガポールでは、お店で絞る自家製豆乳が一般的だったそうですが、日本同様、大量生産へとシフトしたことで、しぼりたての自家製豆乳が激減。それを受けて、カン社長は、なんとかあのおいしさを提供したい、と思ったのだそうです。ちなみに、大豆は非遺伝子組換の最高級品種を使用。今のところ、国産大豆は考えていないそうですが、味比べなどができると面白そうですね。

続いては、カン社長直々にお勧めいただいた「豆乳ソフトクリーム」を試食。


マンゴーサンデー(¥250)
シンプルな豆乳ソフトクリーム(¥200)やチョコサンデー(各¥250)などもあり



しぼりたて豆乳で作ったというソフトクリームは、甘さ控えめながら、豆乳の風味が濃厚。適度なあっさり感で、体にスルスルと入っていくようなおいしさでした。

もうひとつ、豆乳のおいしさを素直に楽しめるのが、アジアンスイーツの定番「豆花(トウファ)」。豆乳を固めた、お豆腐のようなデザートです。


カラメルシロップとアーモンドシロップが選べるシンプルな「豆花(¥220)」と、ピーナッツと黒胡麻入りの白玉をのせた「白玉豆花(¥270)」の2種


ほかにも、バニラや杏仁、ティープレッソなど、豆乳をベースにしたドリンク類が充実。豆乳のクセはほとんど感じないので、豆乳が苦手だけど試してみたいという方は、こういうアイテムから挑戦してみてもいいかもしれません。


豆乳スムージーは写真の「マンゴー(¥320)」他3種。「バニラ」や「ソヤラテ」など豆乳をベースにしたドリンク類は200〜300円とリーズナブルなのも魅力


さらに注目は、新メニューの「緑の野菜」「赤の野菜」。
どちらも、豆乳をベースに、フルーツや野菜をたっぷり使っているのですが、豆乳のまろやかさが加わり、心地よい爽やかさ。朝食に飲めば、元気な1日を送れそうです!さらりと飲みやすいのも好印象でした。


「緑の野菜」「赤の野菜」(各¥320)


そして、カフェスペースが設けられた東京八重洲店ならではのアイテムがこれ。豆乳デザートパンケーキと豆乳パニーニです。実は、シンガポールにもまだ登場していない、日本オリジナルのメニューなのだそう。豆乳を練りこんだ生地のポイントは、なんといっても食感。やわらかく、モチモチッとした独特の食感が楽しめます。


「メイプルバター(¥350)」と「ミックスベリーバナナ&豆乳ホイップ(¥500)」。豆乳デザートパンケーキは全6種類(\350〜)


ランチにぴったりな「mr bean セット(¥750)」。ボリューム感があるのにヘルシーなのが魅力。パニーニは全3種あります(¥390/1コ)


その他にも、豆乳を使ったコーンスープやサラダなど、かなりメニューは充実しています。 豊富なラインナップについつい欲張り、何種類ものドリンク類に加え、パニーニやパンケーキまでいただいてしまったパナデリア。最後には、お腹が文字通りパンパンに! そして、その後も、ずーっと満腹感が持続していました。気のせいかも知れませんが、豆乳はかなり腹持ちがいいような気がします。植物性タンパク質の宝庫なので、健康的なダイエットにも一役買ってくれるかもしれませんよ!

ヘルシーで低カロリー、そして栄養価に優れた豆乳。
もしかしたら、シンガポールの美と健康の秘訣はここにあるのかもしれません。
豊富なメニューが楽しめる“mr bean”で
大豆のパワーをチャージしてみてはいかがですか?
(2011.05) 


mr bean 東京八重洲店

住所:東京都中央区八重洲2-1八重洲地下街 中3号
東京駅八重洲地下街(東ゾーン21番出口横)※スターバックス八重洲店の隣り
TEL:03-3548-4000
営業時間:7:00〜21:00(平日)、9:00〜21:00(土日祝)
定休日:無休


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