2011年の初回開催以来、エリアも期間も、参加レストランも年々増え、すでに例年のイベントとして定着した「ダイナースクラブ フランス レストランウイーク」。
「フランス料理を気軽に楽しんでいただく」という、多くの人に嬉しい趣旨は変わらず、今年も、9月23日(月)から10月6日(日)までの2週間、開催されることが発表されました。そのプレス発表会およびレセプションに行ってきました!

プレス発表会には、シティカードジャパン社長、アラン・デュカス氏などを中心に、錚々たるメンバーが揃いました


この期間中、参加しているフランス料理店では、どんな高級店であっても必ず、ランチ2013円、ディナー5000円というお得なコースを用意して、お客さんを待っていてくれます。
「えっ、高級店でも?!」
そうなんです。ならば、まずは参加店の一覧を見たいと思うところ!

でも、ここでお店を全部書くのはちょっと難しいのです。なぜなら、数が多すぎるから。
2011年の参加店は、東京と関西のお店を合わせて、なんと322軒! 2012年はエリアも全国に拡大し、参加店は、驚くなかれ542軒に達しました。今年は間違いなくもっと増えるはず。いったい何軒が参加するのか……、その最新情報は、どうか「ダイナースクラブ フランス レストランウイーク」の公式HPで確認してください。ミシュラン星付きレストランや地方の有名店、その他魅力的なお店が、とにかくたくさんならんでいるので、きっと目移りしてしまうと思います。

ちなみに各レストランへの予約の開始は9月10日から。ダイナースクラブの会員なら、9月3日から先行予約が可能です。

さて、2013年のこのイベントには「〜発見! 日本のテロワール〜」という副題がつきました。レストランでお得に食事ができる以外に、副題に沿ったユニークな試みがいくつか行われるので、紹介したいと思います。

まずは「キッチンカー」。
キッチンカー? フランス料理とキッチンカーなんて、あまり結びつかない組み合わせですが、これが本当にそのまま、フランス料理を作るキッチンカーが、走るのです。
しかも、北海道と九州という、日本の北と南の2ヶ所から。乗るのは来日するフランス人シェフです。目指すは東京ですが、経由する場所で、その土地の日本人シェフが地元の食材と共に待ち構えているそう。その食材を使い、フランス人シェフと日本人シェフが一緒になって、カジュアルプライスでフランス料理を200食提供するというから、地元の人は見逃せません。

日本の北と南から、それぞれに来日シェフを乗せてスタートするキッチンカー。日本各地の食材に出会う旅の始まりです


キッチンカーがゴールの東京に着くのは、フランス レストランウイーク開催直前の9月21日(土)。
青山の国連大学前の広場で、「ル・マルシェ・デ・シェフ」という特別のマルシェが開催されます。各地のシェフが誇る食材を売るブースや、もちろん、到着したキッチンカーからフランス料理の提供もあります。間もなく始まるレストランウイークをぐっと盛り上げてくれそうですよね。

各地の食材は、華麗なフランス料理としても登場します。
9月20日(金)には、ホテルオークラ東京で、ガラパーティーのイベントも。日本のテロワールが生み出す食材の豊かさに敬意を抱く日仏のシェフ6名が集結し、それぞれが1皿ずつを作るという、この日限りの贅沢なコースが登場します。各地の食材が、それはそれは見事な一皿に昇華されることでしょう。
このパーティーに参加できるのは250名。ドリンク込みでひとり35000円と値段は張りますが、ダイナース会員なら先着30組限定で、2人50000円で参加することができます。

そのほか、JTBとコラボした地方のレストランを訪れるツアーなど、各種キャンペーンも実施されるとのこと。チェックしてみれば、興味をひかれるものがあるかもしれません。

これらの内容が発表されたのは、フランス大使館でした。駐日フランス大使や、特別協賛であるシティカードジャパンの社長のほか、訪れた全国からのシェフや、生産者の方々も、イベントに向けての意気込みを語ってくださいました。

フランス レストランウィークをサポートするシェフたちからのご挨拶も。(左)アラン・デュカス氏 (右)下村浩司シェフ


引き続いて行われたパーティーでは、北海道の海の幸、岩手のほろほろ鳥、和歌山のフルーツなど、日本の魅力的な素材を生かしたフレンチテイストの料理と、フォアグラやチーズ、チョコレートやマカロンなど、フランス発のおいしいものの両方がたっぷりと。
暑い季節でも、やっぱりフレンチっておいしい☆ と改めて思ったのでした。









9月下旬といえば、暑さがひいてくる頃。ダイナースクラブ フランス レストランウイークはとてもいい季節のイベントです。参加店を訪れたり、マルシェに行ってみたり。拡大するこのイベント、まずは何かの形で参加し、話題にのってみたいですよね。

詳しい情報はこちらからどうぞ。
www.francerestaurantweek.com




panaderia topへ戻る