取材・文 佐々木 千恵美  


子供の頃、穴の開いたラングドシャー、シガールを食べながら一緒に添えたドリンクにストロー代わりにしたことはありませんか? 

そう聞いて実際に試してみたくなったあなたに朗報です。
ヨックモック青山本店BLUE BRICK LOUNGEでは、6月6日(木)〜6月30日(日)の期間限定で、各日限定数「シガール・ストロー」付きのドリンクメニューが登場します。


「シガール・ストロー」付きの限定ドリンクメニューが楽しめるのは、青いタイルの建物が目印のヨックモック青山本店BLUE BRICK LOUNGEのみ。

子供の頃の夢が体験できる!(イメージ)


今回、ヨックモックの商品開発部が製作したのは「食べられるストロー」として、空気が漏れないよう内側にホワイトチョコレートコーチングを施した特別なシガール。夢の公認「シガール・ストロー」が体験できるのは、アイスコーヒー、アイスティー、牛乳の3種類のいずれか。液体がしみ込んだシガールも美味しく食べられるよう、相性の良いドリンクを選んだそうです。また開発の際、内側にホワイトチョコレートコーチングを施すにあたって、3種類の太さの違うラングドシャー(シガール、シガール オゥ ショコラ、シガール アイスクリーム)で試したところ、シガールでは細すぎてチョコレートが詰まってしまい、シガール アイスクリームでは太すぎて吸いづらく、中間のシガール オゥ ショコラを採用したとのと。なるほど! シガールも商品によって太さが違うことを初めて知りました。それならシガール オゥ ショコラそのままでも良さそうですが、ドリンクの味の邪魔をしないホワイトチョコレートコーチングはもっと理想的なのですね。

左から1969年創業時から人気のシガール、1971年生まれの内側にチョコレートコーティングしたシガール オゥ ショコラ、2000年から販売開始のミルクティー風味のシガール オ テ、今回限定の「シガール・ストロー」、紙ストロー。


さあ、人生初の「シガール・ストロー」、アイスコーヒーで体験です。太めのストローは最近のタピオカドリンクで慣れたものですが、厚みと感触は別世界。噛むのではなく吸うと自分に言い聞かせ、若干緊張気味に深呼吸する感じでしょうか。ひと口吸った後は思わずクスッ。お友達や家族と撮影すれば、きっと楽しい一枚となるでしょうね。もちろん、しみしみした部分から食べるシガール・ストローも美味しい。


内側はホワイトチョコレートコーチングされているから空気も漏れずちゃんと吸える。

アイスティー、アイスコーヒーでは、アイスキューブの上に置くとうまく立つ。

そもそも夢の公認「シガール・ストロー」は、ヨックモック設立50周年を記念して企画されたもののひとつ。6月5日の世界環境デーを機に、ヨックモックが運営するすべての飲食店で、ドリンクメニューにサービスされるストローをプラスチックから紙素材に変更するとともに、青山本店BLUE BRICK LOUNGE限定で、究極のエコ!全部食べられる「シガール・ストロー」体験メニューがスタートしたのです。
世界環境デーとは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、世界環境デー月間に合わせて開かれる国連環境計画の記念式典では、毎年テーマが発表されており、昨年は「プラスチックをなくそう」でした。それもあって、昨年から各所でプラスチックストローを使わないお店が増えているのですね!


ヨックモックは今年設立50周年。懐かしい復刻デザイン缶など、様々な企画を展開中。


ヨックモック創業者の藤縄則一氏は、日光に工場を建設した際、「かけがえのない美しい自然の中で、お菓子をつくらせてもらうのだから、自然から預かったものは自然へ美しいまま返さなければならない」と考え、排水対策や工場の緑化、美化にも力を入れ、工場と自然環境の調和に細心の注意を払ったそうです。
創業者の想いを伺うと、改めて素敵なお菓子だなと思います。「シガール・ストロー」、紙ストロー、そしてお菓子を通してこれから先も笑顔で過ごせたらいいですね。



シガール・ストロー提供概要
 場所: ヨックモック青山本店 BLUE BRICK LOUNGE
 期間: 6月6日(木)〜6月30日(日)  各日限定数
 商品名: 『シガール・ストロー』体験メニュー
 価格: 各864円(税込)
  アイスコーヒー、アイスティー、牛乳より1種類をお選びいただきます。

ヨックモック青山本店 BLUE BRICK LOUNGE
 https://www.yokumoku.co.jp/store/tokyo/509/



panaderia topへ戻る