祖師ヶ谷大蔵「ラトリエ・ドゥ・プレジール」の田中さんから、パンが届きました!
メモにあるのは、“ユメシホウ100% 全粒粉”の文字。
そう、今年7月にパナデリアも収穫をお手伝いした、あの神奈川県産小麦のパンです。
(神奈川県善行の麦畑での収穫の様子はこちらから→http://www.panaderia.co.jp/event_report/event_mugikari_2/index.html





ご存知の方も多いと思いますが、田中さんはかなりマニアック。国内外の小麦を使い分けるだけでは飽きたらず、原麦を自分で製粉し、さらには酵母まで作ってしまうというほど、筋金入りの小麦好きなのです。
そこで、「今年はパナデリアでも「ユメシホウ」を収穫したんですよ」とお話したところ、「ぜひ その小麦でパンを作ってみたい! できたら、送りますよ」と、嬉しいコメントが。

自分たちが収穫しただけに、我が子のような「ユメシホウ」。
 “ 田中さんに気に入ってもらえるかなぁ ”
 “ ちゃんとしたパンになってくれるかなぁ ”
・・・と、楽しみな反面、ちょっと心配な気持も。

そして・・・
じゃーーん!!
届いたのがこのパンです。
どうです?すごくおいしそうでしょう!



粉を挽く際に出る“フスマ(外皮)”は洒落たトッピングに。
小麦の甘〜い香りがただよってきます



断面はみずみずしくしっとり!
小麦そのものの色と味がここに詰まっています



さっそく味わってみると・・・。
まず、圧倒されるのは、その味の濃さ。採れたて挽きたてのせいか、小麦の甘い香りが強く、味も非常に濃厚・・・。どこか、ゴマ油のようなリッチなコクまでも感じられます。今まで数々のパンを味わってきたパナデリアですが、小麦粉がこんなに豊かで力強い味わいだったのかと、改めてハッとさせられる味わいでした。

「このパンには、挽き方別に5種類の小麦を使用しているんですよ」
5種類の挽き方っていったい?!普通、小麦といったら真っ白なサラサラの粉末をイメージするかもしれませんが、自家製粉の場合は、思い描くパンに合わせた細かさに挽き分けられるのが特徴。例えば、ザックリとした食感にするためにちょっと粗めにしたり、小麦の風味をいかすためフスマの部分を残したりというふうに、自在にコントロールできるのです。


神奈川県産 ユメシホウ



そして、もちろんその技法にもこだわりが。
「少し粒子が粗いものは、中心部分までなかなか水分が浸透しないので、熱湯処理をしてふやかしておき、食感の固いフスマが入った粉も前日に捏ねておきます。さらに、ディンケル小麦で起こした酵母に加えて元種にも使っています。本捏ねは、これらの生地に細かい粒子(180メッシュ)の小麦を加え、低速でゆっくりミキシング。水分もかなり多いので、できた生地はトロトロの状態です。これをさらに発酵させたら、最後に小麦のフスマをトッピングして、ゆっくりじっくりと焼き上げていきます」
小麦粉を挽く手間まで考えたら、その時間と手間は半端ではありません!でも、それ故にこのおいしさが生まれるのでしょう。


ホロッとしているのに、しっとり。
ちょっと蒸しパンにも似たこの食感。かなりはまります!



自分たちが収穫をした小麦がパンになる、それだけでうれしいことですが、こんなおいしいパンになるとは本当に感動!きっと生産者の方も喜んでくれることでしょう。

「すごくいい粉でしたよ」と、田中さんに太鼓判をいただいた我らがユメシホウ。
「ラトリエ・ドゥ・プレジール」に“神奈川県産小麦”のパンが並ぶ日も、そう遠くないかもしれません。
お店に登場した際には、皆さんも、ぜひそのおいしさを味わってみてくださいね!







ラトリエ・ドゥ・プレジール
住所東京都世田谷区砧8-13-8 ジベ成城1F
Tel03-3416-3341
営業時間12:00〜20:00
定休日月曜・木曜
アクセス小田急線祖師谷大蔵駅もしくは成城学園前駅より徒歩10分
URLhttp://www.plaisir1999.com/






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