成田から合計17時間。パリから国内線に乗り継ぎ、やっとアルザスの首府ストラスブールに到着!人間は4人なのですがスーツケースの多さが災いし、2台のタクシーに分乗してホテルへ向かうことに。またまた珍道中の予感がしますね、これは。

いかにも“アルザス”というクラシックな雰囲気のレストランが魅力のホテルは、パリとは違って人の表情もどこか穏やかに感じられます。時計を見ると、時間はまだ20時前。さっそくストラスブールのシンボル“ストラスブール大聖堂”を目指して、街へ繰り出しました。

街全体をデコレーションしたような美しさ


「わー、きれい!」

世界一ノエルが美しい、といわれるアルザス。どの通りも、豪華なシャンデリアや星々などのイルミネーションに輝き、私たちを迎えてくれるよう!旅の疲れも忘れ、イルミネーションとノエルのデコレーションで飾られた夜の街をそぞろ歩きます。
そして、お店のディスプレイもさることながら、注目したいのは看板。フォアグラ屋さんだったら鴨、シャルキュトリーだったら豚と、ひと目でわかる可愛らしいイラストがついています。

金色に輝く鴨のマークは、もちろんフォアグラ屋さん

これは何屋さん?大きな耳の看板

シャルキュトリーの看板は豚。誰かがいたずら書きしたみたい!


到着したストラスブール大聖堂は、月の下に堂々と、そして凛とした姿を湛えていました。この建物は、1176年着工、1439年完成という長い歳月をかけて作られたもの。ゴシック様式独特の厳かな雰囲気が、見るものを神聖な気持ちにさせます。

美しいステンドグラスやカラクリ時計を一目見ようとたくさんの人が訪れます


観光を終えた後は、やっぱり食事です。ところが、候補のレストランはどこも満席状態。やっと見つけたレストランで、アルザスの名物料理“タルトフランベ”や“ベックオフ”をオーダーしたのですが、味の方はうーん・・・。容易に想像できる展開ながら、ちょっと意気消沈。

明日は絶対に美味しいものを食べるぞ!と気合を入れて、レストランを後にするパナデリアなのでした。