「このあと、マンステールのパティスリーに寄りますか?」

心やさしいヴェロさんのご好意に甘えて、かねてから行きたいと思っていたルレ・デセール会員ティエリー・ギルグさんの店「GILG(ギルグ)」へ。

落着きのあるマンステールの街並み


細い車道の両脇に店が建ち並ぶ、商店街らしき沿いに「ギルグ」を発見。ショーウィンドウを除くと、都会的でスタイリッシュなケーキが並んでいます。これは、おいしそう!

洗練された色とデザイン


広々とした店内には、ケーキや焼き菓子、ショコラにマロングラッセ、そしてサロンではグラス類もいただけるのだそう。品揃えが豊富な上、2種類のシュトーレンを作るなどバリエーションも豊富。ふっくら黄金色に輝くケークに、マナラ型のパン・デ・ピス・・・。どれにしようか、迷ってしまいます。

ルレ・デセール会員なのにも納得の美しいケーキたち


さっそくパーティ用のお菓子をチェックし、すかさず自分たちのお菓子も購入。チェックして、商品名や値段をメモして、という作業は意外に時間がかかるので、ボヤボヤしてられません。

「ワーッ、ちょっと待って。やっぱりこれも買っていきます!」

優柔不断なのがいけないのですが、ユーロが高いためどのお菓子も高く感じられ、なかなか気軽に買えないというのも理由の一つ。あぁ、円がもっと強かったらなぁ。

さらに、近くの食料品屋さんでマンステールチーズとミラベルの蒸留酒などを購入して、ヴェロさんの車へ。

誘惑の多いウィンドウショッピング


「たくさん買ったのね!」

と驚くヴェロさん。そうです、ヴェロさんの車のトランクはすでにもういっぱい。後は自分たちのひざの上に乗せるしかない状況なのでした・・・。


あまりの荷物を見かねたのか、なんと、ヴェロさんのボーイフレンドが車で送ってくれることに。夕食後の夜遅く、自宅のあるミュールーズからストラスブールまで片道約2時間もある道のりを送ってくれたのでした。 本当に、どうもありがとうございます!