まず目指したのは「エール・フランス」。
というのも、アルザスにすっかり魅了されてしまい、パリ行きを少しでも延ばしたいと思ったからなのでした。結果は残念ながらNG。泣いても叫んでも、アルザスは今日が最後です。

名残惜しいストラスブール


初日に歩いた時には素朴に感じたストラスブールの街並みも、コルマールから帰った後では、まるで都会。建物や道幅も大きく、広く感じられます。


最初に訪れたのは、M.O.Fパティシエの店「Kubler(クブレ)」。なんと、浅見欣則氏さんという日本人がシェフパティシエを勤めていると聞き、是非行きたいと思っていたお店です。(詳しくは、こだわり職人でご紹介していますので、ぜひご覧下さい! ※会員専用ページとなっています)

しっとりと街に馴染んだ「Kubler」の外観。どんなケーキが並んでいるのでしょう?


アルザスの素材の力と、日本人の繊細な感性が生み出すケーキやショコラは、他にはない味わい。この旅一番の忘れられない思い出となりました。特に、自慢のアルザス産キルシュをたっぷり使った“サントノーレ キルシュ”は、キルシュと生クリームという素材のおいしさを最大限に活かしたもの。シンプルながら、絶対に日本では食べられない贅沢な味わい。今でも2日に一度は思い出します・・・。

ウィンドウを飾るお菓子たち


ケーキにショコラ、果ては素材のキルシュや牛乳まで堪能させていただき、幸せいっぱいで店を出ると、すでに日が傾き始めていました。

パリよりもずっと大きなショコラ。やさしい味がしました