パナデリア事務局に持ち帰ったお菓子たち。
旅の薫りが消えないうちに、急いでみんなのおやつのテーブルへ!






Schneeballen von Roethenburg
Baecearei Fischerで購入した、ちびサイズ5種セット。
「粉っぽいけれどびっくりするほどさっぱりしていて、素朴な風味なのに妙にあとをひく」との声多数。
ホワイトチョコレートベースの上掛け系より、さっぱりした粉糖系が人気でした。
レモンとスパイスの薫りが強い生地に、私も旅の思い出が一気によみがえりました☆






Butter Toertchen von Hamburg


きつね色が目にまぶしいガレット。
ざくざくした食感と不思議な軽さが同居していて、ちょっと揚げ菓子のような雰囲気も。
ガレットブルトンヌ風の外見だけれど、塩とレモンが前面に出てきているあたりがドイツ菓子ならではです。

購入したのはローテンブルグなのですが、ハンブルグが本社のメーカーなので、パッケージには四面とも、紺色のインクで船や海などの模様が描かれています。

・・が、そのなかにひとつ、どうにも不思議な絵が。



帽子をかぶった若い女性と、イルカかクジラが合体したような図像です。
腕の部分には翼が生えています。
海の妖怪の一種なのでしょうか・・。
ひょっとしてこれがローレライ? でも、あの岩からずっと離れた、ハンブルグのお菓子ですし・・。
帽子らしきものの影になって判然としないのですが、どうも微笑んで(ほくそ笑んで)いるように見える女性の表情が、いたずらに不安と興味を掻き立てます・・。
(本社のサイトを見ても判らなかったので、ご存知の方ご一報いただければ嬉しいです!)






Wiener Kongresstorte von Wien(OBERLAA)


ウィーンの老舗コンディトライ、OBERLAAにて購入した、その名も"ウィーン会議トルテ"。
苦味ばしったクルミをまったりと甘いじょっぱいキャラメルで絡め、タルト生地で包んで焼きあげてあります。
エンガディナに似てるな・・と思ったら、ウィーン会議に際してスイスから贈られたお菓子がもとになっているとのことでした。