・・〜 薔薇のシロップ販売開始しました 〜・・


薔薇とショコラを愉しむ会で好評だった食用バラのシロップが出来ました.
平塚、横田園芸様にご協力いただき、朝採りのバラをすぐにシロップ漬け
にしたあと、香りを閉じ込めて煮沸、瓶詰めにしました
ぜひ、お試しください








神奈川県平塚市の横田園芸で栽培されている食用バラです。
品種は7種ありますが、そのうち香りと味の優れたもの2種を選択しました
ひとつはこの紫色の「ブルーリバー」。 もうひとつは黄色の「ジャンヌダルク」。
このバラを使って、シロップやコンフィを作ります。



「ブルーリバー」は美しい紫色の花弁で、ブルガリアンローズよりもっと優しく、少し野性的な香りと、森の香りがします。かなり強い香りで、その味わいはやや酸味があり、ゆっくり噛んでいくと旨みがひろがります。
黄色の「ジャンヌダルク」はとても味が美味しく、きりっとした酸味が特徴です。
香りはどちらかというと野の花といった感じで、バラの香りもまろやかです。



まず、花弁と茎に分けますが、じつはバラは花弁が開いてくると同時に花弁とこのめしべのある茎の先端から香 りを放ち始めます。朝採りの開きかけの花弁をとり、花を持って持ち上げるとスポッと花弁がとれます。上のような茎が残ります。この茎はまた別の香りがしま すので、とっておき、シロップ漬けにします。


花びらだけを1枚ずつ丁寧にはがしていきます。 煮沸消毒した瓶に、砂糖と水を2:1で作ったシロップを入れ、その中に花びらを、これでもか、これでもかというくらい詰めていきます。シロップは鍋でしっ かり火を通した後冷ましてから用います。本当にぎゅうぎゅうに詰め込んで、一瓶になんと、薔薇の花が10本以上使われています。瓶にはなるべく空気を入れ ないようにし、室温で1日置いてから冷蔵庫で3日以上おきます。こうすることで、若干花弁が発酵したようになり、香りが濃厚になります。



こんなふうにいっぱいに詰めていきます。


出来上がったら、花びらとシロップに分けます。花びらはミキサーで細かく粉砕しコンフィにしました。シロッ プは、紅茶やシャンパン、炭酸で割ったりと飲み物に使用します。コンフィはパートドフリュイや焼き菓子に練りこんだり、そのままコンフィチュールにしたり と、色、香りを充分たのしむことができます。      



左から、ブルーリバーコンフィ濃縮タイプ、ブルーリバーコンフィ、ブルーリバーシロップ、ジャンヌダルクシロップです。

● ブルーリバー濃縮 1200円
花びらをピュレにしたものです。花びらがたくさん入っていますので香りも味も濃厚です。お菓子やパンの素材としてお使いください。

● ブルーリバーコンフィ 1000円
花びらのピュレとシロップの両方が楽しめます。チーズやアイスクリームに添えても、おいしくいただけます。

●シロップ(ブルーリバー、ジャンヌダルク) 各900円
花びらの香りを抽出しているので、見た目以上に香りが豊かです!そのまま、フロマージュブランやアイスクリームにかけてもよし、紅茶やカクテルのアクセントにしてもよし、と使い勝手のいいタイプです。


数量が限られておりますので在庫切れの場合、ご容赦ください

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