11月15日、渋谷ヒカリエの7階にあるカジュアルフレンチ「シアターテーブル」で、バンホーテンの特別メニューが発表されました。
バンホーテンは、そうです、あのココアで有名なオランダのブランド。1828年に世界で初めてココアパウダーを製造し、当時、それを試したヨーロッパのお菓子職人たちから、「まるでベルベットの優しさ」と絶賛されたとか。日本で発売されたのは1981年のことで、そのきめ細かく深い味わいは、今に至るまで続いています。そういえば、1995年には、「ポリフェノールを含んで健康にいい」と、ココアブームがありましたよね。いずれにしても、皆さん一度は口にされたことがあるブランドだと思います。 |
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シアターテーブル店内 |
そのバンホーテンが、「プレミアムなココアを味わうシチュエーションを作りたい」と、シアターテーブルとコラボレーションすることに。ココアを使った料理にスイーツ、もちろんスペシャルなココアドリンクも、この期間限定の特別メニューがいくつも登場します。 さらに惹かれるのは、フードメニューをあの予約の取れないイタリアン「アロマフレスカ」の原田慎次シェフが監修していること! 原田シェフは、 「22年前、イタリアに行った時、向こうではカプチーノにバンホーテンを入れるのは定番でした。だから親しみもあるし、ココアを使った料理はすぐにインスピレーションがわきました」 とコメントを寄せました。イタリアでは、素材の風味を高めてコクを出すためにチョコレートを使うこともあるそう。チョコレートを練り込んだパスタもあるほどで、これらも今回の料理作りのアイディアにつながったとのことです。 |
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イタリアンの名店「アロマフレスカ」の原田慎次シェフ |
そして出てきた料理は! 「フォアグラのローストとバンホーテンココアと和栗のリゾット」 ココア色のリゾットの上に、こんがり焼いたフォアグラが。ところどころに栗が見え、生姜のような、エキゾチックな香りも漂っています。口にすると、ココアのコクが見事に生かされて。お米の部分だけだと意外とシャープなココア味ですが、フォアグラの脂と合わさるとまろやかに変化して、本領発揮という感じ、一層深い味わいになります。赤ワインを欲しますよ。そして、栗とココアが合わさると、デザートを食べているような気分にもなり、これ一皿でかなりの満足感と幸福感があります。 |
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フォアグラのローストとバンホーテンココアと和栗のリゾット |
次はスイーツ。登場したのはパフェでした。 「バンホーテン ショコラ パフェ」 バンホーテンココアを使ったアイスと、ピスタチオのアイスが一番上に。これは王道の味わいでした。面白いのは、そこにパッションフルーツのクリームを合わせていること。酸味と合わさることで、ココアのよさが引き立っていました。クッキーやナッツ、チュイール、クリームなど、いろんな食感が楽しめるのも特徴で、飽きずに最後までいただけます。 |
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バンホーテン ショコラ パフェ |
最後に出てきたのは、ストレートに、ココアのドリンクです。 「プレミアムココア」。 バンホーテン最高のココアには、材料にガーナ産のカカオを100%使用。脂肪分も高めにしたそうで、濃厚で香ばしい香り。オレンジの香りの泡をのせているのもおしゃれで、濃厚さの中にも爽やかな風が吹き込みます。 |
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バンホーテン プレミアム ココア |
他に、バンホーテンココアを使ったドーナツや、ココアとベリー系のお酒を使ったカクテルもあるとのこと。 旬のヒカリエ、是非シアターテーブルを訪れて、これらのメニューをどうぞ。バンホーテンの魅力を秘めた、この季節にピッタリの味が待っています。 |
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そう、余談ですが、バンホーテンでは、いずれ製菓向けのプレミアムなココアもと考えているそう。こちらも楽しみですね。 |
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