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取材・文 佐々木 千恵美 |
日本最大級イタリアンフェスティバル「イタリア・アモーレ・ミオ!2019」が、東京・赤坂にある赤坂サカスにて7月6日、7日に開催されました。
同フェステバルは、2016年日伊国交150周年を記念してスタートし、今年で4回目。イタリアの様々な分野のMade in Italyカルチャー〜ファッション・車・グルメ・アートの紹介を目的とし、イタリアを体感できるイベントとして毎年楽しみにしている人も多く、今年も2日間で延べ約3万人が来場しました。 |
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「イタリア・アモーレ・ミオ!2019」のポスター。 |
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赤坂サカス広場がイタリアのトリコローレカラーに染まった。 |
今回のテーマは「Italian Tanabata・イタリアン七夕」。織姫と彦星が天の川を渡り再会を果たす七夕のイタリア版として、ヴェローナを舞台としたシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」がイベントの象徴として登場。会場に設置された愛のバルコニーには、写真撮影するなど多くの人々が集まりました。 |
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オープニングセレモニーにて乾杯。 |
フードのコンテンツを少し紹介すると、ナッツ入りチョコレートとして人気のフェレロブースでは、思いを書ける短冊や、包み紙の色であるゴールドを用いた色紙で鶴を折る体験など七夕をイメージした華やかなブースを展開。 |
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日本フェレロブースでは金紙の折り紙体験が行われた。 |
またArigat-EUの生ハムやサラミのブースでは、DOP(原産地呼称保護)とIGP(原産地呼称地理表示保護)マークのついた希少価値の高い加工肉を紹介。試食の提供時間には長い列が出来ました。 |
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Arigat-EUの生ハムやサラミから3種類程を味見。 |
そのお隣では、イベント限定の「ピッツァ・アモーレ・ミオ」などが販売され、こちらも焼きたてを待つ人でいっぱい。イタリアピッツァブロガーNo.1のアントニオ・フチート氏が監修し、ナポリの有名ピッツァ職人ヴィンチェンツォ・ロベルト氏が形にした「ピッツァ・アモーレ・ミオ」は、モッツァレラチーズ、ズッキーニのクリーム、スペックを使ったオリジナル。白、緑、赤とイタリアンカラーが映えるピッツァは口当たり軽く、ワインやビールがすすむ美味しさでした。 |
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イベント限定の「ピッツァ・アモーレ・ミオ」。 |
ステージでは来日ゲスト及びイタリア通有名人によるトーク、音楽、クッキングショーなどが繰り広げられました。6日はイタリアで絶大なる知名度を誇る人気料理研究家のベネデッタ・パローディ氏が、オレキエッテ(イタリア語で「小さい耳」という意味のショートパスタ)を使った南イタリアの伝統料理を華麗に披露。7日にはステファニア・ヴィーティ氏がイタリアにおける日本食についてトーク。お寿司のシャリの話からラーメンなど、イタリアでブームになっている日本酒についても語りました。 |
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ベネデッタ・パローディ氏のクッキングショー |
朝から晩まで2日間、グルメ、エンターテイメント、車や作品の展示、販売など多岐にわたって行われたイタリア・アモーレ・ミオ!2019。ブロガーやYouTuberも交えたイタリアの最新カルチャー紹介が刺激的なイベントでした。来年はどんなテーマで仕掛けられるのか楽しみですね。 |
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