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取材・文 佐々木 千恵美 |
世界のダイヤモンドの8割が集まってくる街〜ベルギー北部のアントワープ。原石、カットの取引、研磨、鑑定と、この街ではダイヤを扱う職も多岐にわたる。アントワープ中央駅周辺には、ダイヤモンド関連の会社が約1000社以上あり、ダイヤモンドの仕事に携わっている人は2万人以上いるといいます。ダイヤモンドをモチーフにしたチョコレート「ダイヤモンドショコラ」を生み出したことで知られる 「DelReY(デルレイ)」の本店も、その中央駅から徒歩3分、Appelmansstraatという通りにあります。こうしてみると、ある意味ダイヤモンド関連のお店といえますね。 日本上陸から12周年、すっかり恒例となったバレンタインシーズンの「ダイヤモンドBOX」は、可憐なピンクカラーをはじめ、ブラウン、ホワイトの3色で登場。フレーバーは新作3種が加わって、全部で8種類。ひと口やふた口ではかじりきれないゴージャスなカラットのダイヤモンドショコラを早速紹介していきましょう。 |
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「デルレイ ダイヤモンドBOX」。ブラウン、ピンク、ホワイトと、3色のカラーから選べる。サイズは3個入、6個入、10個入。 |
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8色の「ダイヤモンドショコラ」。中心はレッドダイヤモンドダーク、右上から時計回りにゴールドダイヤモンドミルク、ラズベリーダイヤモンドダーク、ブラックダイヤモンドダーク、オレンジダイヤモンドミルク、グリーンダイヤモンドダーク、ピンクダイヤモンドミルク、ホワイトダイヤモンドミルク。 |
まずは新作3種から。3種類ともカバーのチョコレートがダークなのが新鮮。 |
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2種類の定番も外せません。 |
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そして昨年に引き続き人気の3種類は… |
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バレンタインシーズン限定のハートショコラは今年も3色。いずれも昨年から少し内容が変わり、バージョンアップしています。 |
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人気のパッションフルーツ風味のガナッシュを入れた‘レッドハートダーク’。今回はダークチョコレートコーティングで、ほんのり甘酸っぱいフルーツ感がビターチョコととけあって大人の印象に。‘オレンジハートミルク’の柑橘は金柑を使用。やわらかいミルクガナッシュが口の中で香り高くとけます。‘ピンクハートミルク’のセンターは、ガーナ産カカオ68%のガナッシュ。ほどよいビター感が味わえます。 |
デルレイセレクションボックスを彩るもうひとつのアイテムは、型抜きではなく、コーティングを施したスクエアショコラ。今回は新作3種を含む5種類が登場します。 |
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食感と香ばしさが変化に富む‘スクエアゴールドプラリネ’。 バニラがふんわり香るハイチ産カカオのガナッシュ入り‘ハイチダーク’(新作)。 ‘ヘーゼルナッツプラリネ’(新作)は、ミルクチョコレートの中に、濃厚なヘーゼルナッツのプラリネが入った、これぞベルギーチョコレート! ほんのり塩味を感じるマイルドな口どけ。トップの手描きイニシャル「D」にもこだわりを感じます。 ‘チェリーミルク’(新作)はチェリーの香りと酸味がキュートなダークガナッシュ入り。 ピーカンプラリネのナッティさ、バニラの甘さが二層になった‘ピーカンバニラ’。 これらのスクエアショコラからは、クラッシックと先端を融合させたデルレイの味が堪能できます。 |
ルレ・デセールの一員であるデルレイのお店は、アントワープの本店以外、東京(銀座)にしかありません。今でもラボはアントワープ本店の2階にあり、職人がひとつひとつ丁寧に手作りしているデルレイのチョコレート。2016年11月25日には銀座店の近くに「デルレイ銀座パティスリー」をプレオープン(2月1日にはグランドオープン予定)。ショコラだけでなく、ケーキの販売もはじまりました。ベルギーから直輸入のマカロンやサブレなども揃い、より一層ルレ・デセールの味を楽しめるようになりました。
こちらも宝石店の集まる銀座4丁目交差点、メトロ駅から徒歩3分ほどです。今度のバレンタインは、食べるジュエリーで身体の中から磨きをかけてみてはいかがですか。 |
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「リストランテ・ヒロ銀座」で行われたプレス発表会の床を美しく飾っていたのは岡田まり先生による「フラワーカーペット」。ベルギーと日本の外交関係樹立150周年を記念した花の祭典にちなんだ作品です。 |
◆ デルレイ ダイヤモンドBOX、デルレイ セレクション
2017年 1月下旬販売開始予定 ◆ DelReY デルレイの公式サイト http://www.delrey.co.jp/ |
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