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取材・文 佐々木 千恵美 |
3月16日に発売開始となったゴディバ「ワンダフル シティー ドリーム」のイベントが、先日ベルギー王国大使館にて行われました。
「チョコレートで旅するドリーム」をテーマに、世界5人のゴディバ シェフ ショコラティエが、5つの都市から得たインスピレーションをチョコレートで表現した「ワンダフル シティー ドリーム コレクション」。 |
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![]() 「ワンダフル シティー ドリーム」商品ラインナップ(一部)。ベルギー出身のアーティスト、ペネロペ・バギューさんによるパッケージデザインもかわいい。 |
東京発、ブリュッセル、ニューヨーク、ロンドン、上海、そして東京へ。 実際シェフたちがどのようなイメージで創り上げたのかを、一緒に空の旅をしながら味わうという内容のイベントは旅立つ前からわくわく。その旅行記をみなさんにもご案内しましょう。 |
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ゴディバエアラインのチェックインカウンター。タイムスケジュールには訪問都市も掲載されリアル! |
ゴディバエアラインが飛び立つ空港はベルギー王国大使館ホール。チェックインカウンターで搭乗券をもらったらラウンジへ。ちょっとしたフィンガーフードと、「ショコリキサー ホワイトチョコレート ストロベリー&バイオレットチップ」が振る舞われました。 |
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ラウンジへ案内してくれた。 |
フィンガーフードは5種類。これから訪ねる5都市のイメージが浮かびます。春らしいフレーバーとポップ&キュートな色合いのショコリキサーは、これから向かう「ワンダフル シティー ドリーム コレクション」ロンドンの一粒からインスパイアされたテイストだそう。ホワイトチョコレートと爽やかなストロベリーにバイオレットの花の香りが甘く優雅な気分にさせてくれます。 |
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さあ、いよいよボーディング。搭乗券に記載された席にCAさんが案内してくれました。座席は2:Fうれしいことに窓際です! |
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車窓からの景色も移り変わっていく! |
最初に降りたのはブリュッセル。ゴディバ発祥の地では、ベルギービールとともに、イルス・ウィルモット氏(ゴディバ シェフ ショコラティエ)考案の「ブリュッセル」チョコレートが供されました。
「27年前にゴディバではじめて工場に入った時、ヘーゼルナッツのプラリネの豊かな香りに感動しました。」とイルス氏。 グランプラスの石畳のハート型をモチーフに、キャラメル風味のヘーゼルナッツプラリネをダークチョコレートで包んだ「ブリュッセル」には、彼女のハートとゴディバの伝統がこめられています。 |
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イルス・ウィルモット氏 |
次に向かったのはアメリカ、ニューヨーク。都市の映像がスクリーンに映し出される中、コーヒーと「ニューヨーク」チョコレートが運ばれました。よく見るとチョコレートのトップには自由の女神像の王冠が! そしてチーズケーキの形とくれば、なんとなく想像もつきます。 ティエリー・ミュレ氏(グローバルエグゼクティブ シェフ ショコラティエ)がニューヨークを表現したのはチーズケーキ。センターのクリーミーなチーズケーキガナッシュとサクサクのビスケットが食感のコントラストとなって軽快。キャラメル風味のブロンド色のミルクチョコレートで包んだ、まさに一粒のチーズケーキとなっています。 |
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ティエリー・ミュレ氏 |
3つめの降機地はイギリス、ロンドン。ホワイトチョコレートに真っ赤なダブルデッカーのプリントはひと目で「ロンドン」とわかります。そしてお供はやっぱり紅茶。
「イギリスのメレンゲ&クリームのスイーツ〜イートンメスでロンドンの春をイメージしました。花と組み合わせるのが好きなので、ストロベリーガナッシュにスミレ風味のホワイトチョコレートムースをホワイトチョコレートで包みました。」と、考案者ジャン・アポストル氏(ゴディバ シェフ ショコラティエ)。 甘酸っぱいいちごとスミレのふわっとした香り、ミルキーな甘さで口の中が春爛漫に。ラウンジでいただいたショコリキサーと合わせて女子力があがりそうな一粒ですね。 |
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ジャン・アポストル氏 |
お次の目的地は中国、上海。アシンメトリーなリング状のダークチョコレートの窪みにホワイトチョコレートのパールが独特の雰囲気を醸す「シャンハイ」。
考案者のフィリップ・ドウ氏(ゴディバ シェフ ショコラティエ)曰く、 「上海はコントラストのある町。だからチョコレートも形、味、テクスチャーでコントラストを表現しました。」とのこと。 チャイニーズフラワーティーといただく「シャンハイ」は、クリスピーなヘーゼルナッツ入りダークチョコレートとライチ風味のなめらかなガナッシュを、ダークチョコレートで包んでいて、口の中はエキゾチック。ダーク&ホワイトチョコレートはパールタワーのパールを表しているそうですよ。 |
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フィリップ・ドウ氏 |
いよいよ最終目的地の日本、東京。「トウキョウ」を考案したのは日本在住歴18年のヤニック・シュヴォロー氏(ゴディバ シェフ ショコラティエ)。
ブルーの国会議事堂をプリントしたミルクチョコレートは「ミニマリストの形にしたかったから。ブルーはチョコレートには合わないと思われてきたけれど、いけると思った。長く日本に住んで、家や公園に柑橘類の木が多く、日本は柑橘大国だと思った。」 それにミルクチョコレート好きの日本人を照らし合わせたそうです。 オレンジ、グレープフルーツ、柚子をベネズエラ産カカオマスの41%ミルクチョコレートでガナッシュを作り、ミルクチョコレートで包んだ「トウキョウ」。ひと口頬張れば東京の庭園が頭に浮かびます。甘味のあるお抹茶をすすれば、余韻も豊かに広がります。 |
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ヤニック・シュヴォロー氏 |
楽しいチョコレートの旅はこれにておしまい。 特別機ゴディバエアラインに乗る機会はもうないかもしれないけれど、5人のシェフ ショコラティエが活躍する5つの都市をテーマにした、「ワンダフル シティー ドリーム コレクション」を手にすれば、甘い夢の旅を楽しむことができます。 「ワンダフル シティー ドリーム」は、チョコレートの他に、焼菓子やショコリキサー、ソフトクリーム等で展開する予定です。 販売期間、販売店などの詳細は、ゴディバの公式サイトをご覧ください。 |
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「ワンダフル シティー ドリーム コレクション」を考案したシェフ。左からフィリップ・ドウ氏、ヤニック・シュヴォロー氏、イルス・ウィルモット氏、ジャン・アポストル氏(ティエリー・ミュレ氏は欠席)。 |
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