![]() |
文 佐々木 千恵美 |
「南部せんべい」といえば、お米ではなく小麦粉をベースに、ゴマやピーナッツを加えプレスして焼いた素朴な味。周囲のはみ出したハネ生地のついた見た目も特徴的な南部せんべいは東北のソウルフードといわれています。
この伝統的な南部せんべいを岩手県二戸(にのへ)にある巖手屋(いわてや)が、2009年に進化させたのが「チョコ南部」。 一度焼きあがった落花生せんべいを割ってピュアチョコレートでコーティングした「チョコ南部」は瞬く間に大ヒット商品となりました。 その後もバリエーションは増え、今までの丸い南部せんべいという常識を超えた商品が次々と、現在も生まれ続け、巖手屋の南部せんべいはさらに進化を続けているのです。 「チョコ南部」の中でもプレミアムシリーズの味監修は、二戸出身でショコラティエとしてフランスでも高く評価されている三鷹「マ・プリエール」オーナーシェフ、猿舘英明氏。 両者の南部せんべいへの愛が詰まったレシピは、ベルギーで開催される国際味覚審査機構(INTERNATIONAL TASTE INSTITUTE)で2017年から高評価を得ているほどです 。 そんなチョコ南部には、定番数種類の他に期間限定のフレーバーもあります。 2019年に登場した「夏限定チョコ南部」(レモン味のホワイトチョコレート)に続き、2020年11月1日からは第3弾、イチゴ味の「チョコ南部 苺」が販売スタートとなりました。(期間は2021年2月末まで) |
![]() | ![]() |
「チョコ南部 苺」パッケージ(左)と内容のイメージ。 |
![]() |
左がシリーズ第1弾の定番。右が第2弾の「夏限定チョコ南部」(レモン味のホワイトチョコレート) ※夏季限定につき現在は販売終了。 |
定番のチョコ南部と同じ小ぶりのドーム型に、「チョコ南部」専用の南部せんべい(白ごま風味)を焼き、細かく砕いて、フリーズドライのイチゴと一緒にイチゴチョコレートやホワイトチョコレートで包み込んだ「チョコ南部 苺」は、本格的なイチゴの酸味とチョコの甘味が見事なハーモニーを奏でる、ザクザク食感のチョコクランチ。本物のイチゴを使ったチョコレートと本物の南部せんべいが出会い、どちらの素材の存在も感じるフレッシュな味わい。粗めとパウダー状、違う大きさの南部せんべいを調合した絶妙なテクスチャーも後を引くおいしさの秘密です。 |
![]() | ![]() |
「チョコ南部 苺」に使われるパーツと断面 |
クリスマスに、バレンタインに、もちろんいつものティータイムにもぜひ一度「チョコ南部 苺」を味わってみてください。
「チョコ南部」は、二戸のお店、オンラインショップの他、東京・銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」でもお取り扱いがあります。 「チョコ南部」についてもっと深く知りたい方は、動画の短編映画「告白」をご覧ください。 *映画「告白」:https://www.youtube.com/watch?v=P1LScuJzHRM |
![]()
|
![]()
|
![]() |
panaderia topへ戻る |