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取材・文 佐々木 千恵美 |
1998年10月に京都、今出川で産声を上げた本格フレンチスタイルのブーランジェリー「ル ・プチメック」。赤いファサードの本店は通称 “赤メック” と称され、パンの聖地と言われる京都でも、今や知らない人はいないのでは? |
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通称 “赤メック” と呼ばれる京都の今出川店 |
『More French than in FRANCE −フランスよりフランスらしく−』の想いの元、当時はまだ少なかった本場フランスの味や文化を届ける革新的なブーランジェリーとしてその名を轟かせた同店は、23年の間に京都から飛び出し大阪や東京にも進出しています。その数は現在8店舗。そして3月18日(金)、9店舗目となる阪神梅田本店がオープンしました。
大阪では「食の阪神」の名を持つ阪神梅田本店。2018年の建て替え工事から段階的にリニューアルオープンを重ねており、パンの売り場にもかなりの力が入る中、ル ・プチメックは駅直結の地下2階に新設された「阪神バル横丁」の一角に構えることになったのです。 朝8:00から夜22:00まで開いているので、どんな時間帯でも立ち寄れるのはうれしいですね。 |
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阪神梅田本店の完成予定図 |
人気の定番商品はもちろん、阪神梅田本店の限定品としてル ・プチメックの人気生地「ブリオッシュ」を用いた「クグロフ」や「クリームパン」など、幅広い層が楽しめるラインナップが登場します。 通称"黒メック"と称される、黒を基調としたフレンチシックな設えの店内には、サンドイッチとランチメニューがいただけるイートインコーナーもあるので、大好きなパンで、心地よい時間を過ごすことができそうです。 |
Édition limitée 阪神梅田本店 限定商品 |
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Pains et Viennoiseries 定番商品 |
職人たちが創意工夫で創り上げるプチメックの定番。低温、長時間発酵をとり、しっかり焼きこんだ生地は、噛めば噛むほど小麦本来の甘みや旨味が感じられます。フランスを感じられるハード系から食パン、クロワッサン、デニッシュなど、どこにでもあるパンの種類でありながら、味わいのオリジナリティを追求した人気定番商品。 |
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Sandwiches et Déjeuner サンドイッチとランチメニュー |
創始者の西山逸成氏が、フランスの修業時代に学んだ、本格的なフランス料理を表現したパンやサンドイッチが登場します。 フレンチのソースやデリをサンドした小さなビストロ料理が詰まったオリジナルのサンドイッチたちは、今ではフランスの枠を超え、和やアジアン、イタリアンなどのテイストも取り入れ、幅広いお客様の心を掴むようなラインナップに進化しています。イートインではパンがおいしくいただけるランチセットも用意されています。 |
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サラダランチセット ¥660 |
最後に創業者・西山逸成氏からのメッセージを紹介します。 「心斎橋店、新大阪駅店につづき、大阪で3店舗目となる阪神梅田店をオープンすることになりました。ぼく個人では出来なかった景色をこうして見ることが出来るのは、本当に嬉しいです。梅田店は旗艦店になるとのことで、大阪らしい楽しいパンを一緒に考えていけたら、と思っています。」 近い将来、どんな大阪らしいパンが生まれるのか楽しみですね。大阪駅に行かれる際には、ぜひお立ち寄りください。 |
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