海外ブランドが続々とオープンし、新たな息吹に活気つく銀座。 そんな、銀座の中心に満を持して登場したのが、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」です。 日本で3店舗目の直営店となる今回のオープンを記念して、 クリエイティブ・ディレクターを務めるジル・マルシャル氏も来日。 さらに、あのスペシャルアイテムも登場するとのこと! さっそく、オープニングレセプションにうかがってきました。 |
「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」が、表参道に日本第1号となるブティックをオープンさせたのは、1998年11月のこと。それから12年。ショコラブームの中にあっても、常に不動の位置を守りつづけている「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」の銀座でのオープンは、誰もが待ち望んでいたことと言えるでしょう。 |
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ところで、百貨店スイーツというと“地下”が定番ですが、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のブティックがあるのは高級ブランドが軒を連ねる地上階の一画。バックや宝飾品にも、まったくひけを取らないのはさすが!貫禄充分です。 |
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横に広くとったショーケースには、ボンボン・ドゥ・ショコラ、トリュフ、タブレットがずらり。パート・ドゥ・フリュイやマカロンもおいしそう! | ![]() |
ショコラ色を基調にしたブティック内は、ボンボン・ドゥ・ショコラが出迎えるショップスペースと、イートインができるカフェスペースから成っています。どこかタブレットを思わせるクッションがついたソファに、モダンなイス。なんと、これは、あのイタリアのインテリアブランド“カッシーナ”によるものなのだとか。さらに、“バカラ”のシャンデリアから溢れる光がラグジュアリーな雰囲気をぐっと高めてくれます。 |
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カフェは、合計14席(カウンター6席含む)。 ・ショコラショオ・グワヤキル ¥945 ・チョコレートタルト ¥672 ・お好みのミニマカロン2つとお勧めのボンボン・ドゥ・ショコラ1粒 ¥735 といった定番人気メニューに加え、紅茶やエスプレッソコーヒーなどが楽しめます | ![]() |
そして、クリエイティブディレクターの、ジル・マルシャル氏が登場! 「今回のために、たくさんのクリエイションを用意しました。どれから、皆さんにご紹介しようかと、迷ってしまうほどです。また、日本の皆様を10年以上お待たせしましたが、今回やっとエクレアを紹介できることになりました!」 |
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「プラザ・アテネ」「ブリストルホテル」を経て「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」へ。創業者のロベール・ランクス氏の意思を継ぎ、2007年よりクリエイティブ・ディレクターとして活躍するジル・マルシャル氏 |
そうです。今回のお楽しみは、なんといっても日本初登場の「エクレア」!実は、パリの本店でも一番人気という知るひとぞ知る一品なのです。 |
オープンを記念して登場するこの「エクレア」は、10月末まで松屋銀座店のみでの限定先行販売。ちなみに、11月からは丸の内店、表参道店でも発売予定だそうです。 |
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ファン待望の「エクレア」は、ショコラ、キャラメル、カフェの3種類(各¥651)。ビターでキレのあるショコラの洗練された味わいはもちろんですが、コクとほろ苦さのバランスがいいキャラメルもぜひ! 毎日12:15より販売されます |
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サブレも日本新発売! ショコラと ゲランド塩の2種類 (各¥1,281) |
「それから、クリスマスのこともお話しておきましょう。今回のテーマは“ニューヨーク”。実は、『ラ・メゾン・デュ・ショコラ』のニューヨーク出店20周年を記念する意味もあります。クランベリーやブルーベリー、ピーカンナッツといったアメリカらしいフレーバーが入っているのも特徴なんですよ」 テーマを考え、どういうショコラにしようかと考えるのが大好きというマルシャル氏。ケースにもこだわり、NYのクリスマスを象徴するロックフェラーセンターのクリスマスツリーをイメージしたデザインに。そのほか、クリスマスツリーにキャンディー・スティッキを飾る北米の習慣にちなんだ、スティッキ型のショコラオーナメント「クリスマス・スティッキ(¥3,150)」なども登場するそうです。 |
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2010年 クリスマス限定コレクション
「マジー・ドゥ・ノエル」 T1 ¥8,925(280g)/T2 ¥14,700(465g)/ T3 ¥31,500(1,015g) 洗練されたなかにも、どこか温かみのあるパッケージ。なかには、アメリカのウィスキー「ブラントン」や、アメリカでポピュラーなブルーベリーやピーカンナッツのガナッシュが。ジル・マルシャル氏は、アメリカの味をどんなふうに表現するのでしょうか? |
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「ショコラ・カレンダー」
〜 クリスマスイブまで24日間のカウントダウン〜 ¥8,505 ニューヨークの摩天楼。その家々の窓にも似たゴールドの扉をひらくと、ボンボン・ドゥ・ショコラが1粒。夢心地でクリスマスを迎えられそうなアドヴェントカレンダーです |
「そして、日本で盛大に祝うバレンタイン! この日くらい、日本に生まれたかったと思う日はありません。というのも、日本では、男性が女性からプレゼントされるんですから」 愛の日であるバレンタインデーを、お祝い事として楽しむのが好きというマルシャル氏。今年のコフレの名前は、“Reve D'amour 〜ドリーム・オブ・ラブ〜”です。 「一番いとおしく、そして美しいものを閉じ込めました」 真っ赤なハートの中には、6種類のショコラで表現された、愛する心が入っているのだとか。時には初々しく、そして、時には情熱的に・・・。そんな気持をショコラで表現できるなんて、さすがはジル・マルシャル氏! |
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ショコラは表現方法のひとつ。愛を語らせたら、 フランス人に敵う相手はいないですよね |
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そして・・・。 「今日のために特別になレシピを用意しました。『Reve D'amour』に入っている6種類すべての要素を入れたデザートを召し上がっていただこうと思っています」 とマルシャル氏。でも、すべてを一度に?! 柑橘系もあれば、フレーズもある・・・そんな6種類の要素を合せてしまって大丈夫なのでしょうか?? 「ええ。というのも、愛には色々なものが入っていると思うからです」 |
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いったいどんなショコラができるのでしょうか? |
手鍋で温めるのは、生クリームと苺。ショコラの上に注ぎいれたら、その上から、削りたてのレモン、オレンジ、グレープフルーツのゼストを加えます。すると、甘い香りに清々しさが加わり、奥行きのある芳香に。 きれいに乳化したら、塩バターキャラメルを入れたグラスに絞り入れ、苺を飾れば出来上がり! |
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スペシャルな愛のデザートが完成! 複雑だけれど、一体感のある深い味わい。これが、本当の愛の形なのかもしれませんね? |
ゆるやかに溶けていくなめらかなガナッシュ、そして、繊細でありながら、力強く広がるいくつもの香り・・・。 最初は大胆にも思えたレシピでしたが、それぞれの香りをショコラがやわらかく包み込み、なんともいえない心地のよい味わいに。マルシャル氏のバランス感覚の良さを再認識させられるデモンストレーションとなりました。 |
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アソルティモン・メゾン for Matsuya Ginza 8粒入 ¥3,601 ロベール・ランクス氏が考案したレシピと、ジル・マルシャル氏による新たなレシピを一緒に楽しめる、まさに「伝統と革新」のテイスティングボックス。松屋銀座店オープン記念として、マルシャル氏お勧めの試食順が付いています |
ロベール・ランクス氏が築き上げた“伝統”、そして、現代の感覚をもつマルシャル氏による“革新”。 「伝統と革新」の魅力に溢れたこの銀座で、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」はきっとかけがえのない存在になっていくことでしょう。 |
ラ・メゾン・デュ・ショコラ 松屋銀座店
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住所: |
東京都中央区銀座3-6-1 1F
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Tel: |
03-3562-7707
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営業時間: | 10:00〜20:00 (カフェ L.O 19:30) ※ 松屋銀座店舗営業時間に順ずる |
URL: |
http://www.lamaisonduchocolat.co.jp
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