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取材・文 佐々木 千恵美 |
銀座三越の2018年バレンタインコレクション概要が発表されました。今回のテーマは‘Wonder Land〜甘くとろける魔法〜’。
「ここにあるのはどんなシチュエーションにも対応してくれる、魔法のようなチョコレートの数々。かわいくっておいしくて、さらには不思議な体験まで! そんなワクワクやドキドキがとまらないチョコレートの魔法に、あなたもかかってみませんか?」 こんなキャッチフレーズのもと、注目の初上陸ブランド、限定品などを含め、約66ブランドで展開します。 その中からいくつか注目のブランドをピックアップ。みなさんにご紹介しましょう。 まずは初上陸のブランドから。 銀座三越の一番押しはパリからやってくる「ショコ オ キャレ」。聞いたことがない人も多いかもしれませんがそれもそのはず。2017年2月にオープンしたばかりのパリでも新しいお店なのです。1年にも満たないオープンほやほやな「ショコ オ キャレ」が、何故話題になったのかというと、シェフのジャン=ピエール・ロドリゲス氏は、パトリック・ロジェを始めとする、パリの名だたる名店で研鑽を重ねた実力派で、他にないセンスのショコラでパリっ子を魅了したから。今回はパリで大ブレイクした彼の代表作、斬新な色彩のキューブ型ショコラと、ポップなタブレット、タルティネ等が登場。 |
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続いての初上陸は、ベルギーの若き実力派「マレーン クーチャンス」。2015年ワールドチョコレートマスターズ世界大会ファイナルで高評価を得たショコラは、フルーツベースのショコラにエアブラシで芸術的なデザインを施し、繊細で美しい仕上がり。茶色のチョコレートが、ケーキやキャンディのように様々な彩り、表情を見せてくれるスペシャルアソートは、ブラックベリー、ライム、コーヒー、5つのスパイス、クレームブリュレ、グレープフルーツなど6種類入り。 |
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ベテランも続々登場。フランス菓子界の重鎮「イヴ・チュリエス」は今回、自身の農園で栽培したカカオを使ったBean to Barチョコレートをセレクト。ベルギーの「ダルシー」も同じくBean to Barとビーントゥボンボンのアソートを揃えています。 |
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ユニークなところでは「ザグマイヤー」のル ミカーン。80年以上続く家族経営のショコラトリーが作り出す、柑橘の一種クレメンタインの半切りコンフィにガナッシュを詰めた、帽子のような見た目がかわいらしい手の込んだ一品です。 |
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フランスのサロン・デュ・ショコラやショコラ愛好家団体「C.C.C.」で高い評価を得ている「ジル クレスノ」や「ル・カカオティエ」のボンボンショコラアソートも初登場で見逃せません。 |
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銀座三越でしか味わえない品もたくさん。 「ベルギー セレクションボックス」は、セントー、ヴィタメール、デジレー、ブリュイエール、ブノワ・ニアン、プラリベル、デルレイ、ドゥバイヨルといった精鋭のショコラが一度に楽しめる毎年人気の品。1月から地下2階 GINZAショコラで販売し500点限定(WEBも含む)の早い者勝ちです。 |
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銀座三越といったらベルギーチョコレート。このほか「セントー」や「ブノワ・ニアン」等、ここにしかない詰め合わせが登場します。 |
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会場は7階がメインですが、イートインは9階の銀座テラスに集結。特別感いっぱいのメニューが用意されています。 「和楽紅屋」のハートの「クール ショコラ キャラメル マカダミア」や、「デルレイ」によるダイヤモンド型ショコラのトッピングつきのソフトクリーム「クレームドショコラ」、森永製菓によるチョコレートブランド「タイチロウ モリナガ」では、チョコレートと生クリームを60%も使用した驚くほど濃厚なショコラアイスとコクのあるバニラアイスを、特製のクレープ生地で包んだここだけのスペシャルな「クレープアイス」が登場。 熱気に満ちた会場巡りの合間に、ひんやりショコラスイーツで一息入れてみては。 いかがでしたか? ここに紹介しきれなかったショコラは多数。ショコラの魔法であふれる3週間、ぜひ銀座三越にお出かけください。 |
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