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取材・文 佐々木 千恵美 |
東京都内のリノベーション賃貸物件で人気の「REISM(リズム)」が運営するカフェ「REISM STAND(リズムスタンド)」の看板メニュー「フレンチトースト」に、この5月、初夏にぴったりの新たなフレーバーが加わりました。 |
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REISM STAND外観。渋谷からは歩いて7分、代官山からは11分ほど。飲食の他、自分らしく東京に暮らすための服や食器などの販売もあり、内装はREISMのリノベーション物件をイメージしている。 |
それが季節のフレーバー「オレンジとレモンのコンフィ ピスタチオクリーム」
爽やかな柑橘とコクのある風味が大人気のピスタチオとの組み合わせは、聞いただけでも食欲をそそりますが、目の前に出されると、さらにテンションが上がります。 |
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季節のフレーバー「オレンジとレモンのコンフィ ピスタチオクリーム」 (税込 1,030 円)は、今のところ7月上旬くらいまでの予定。 |
REISM STANDが提供するフレンチトーストの特徴は、第一にその大きさ。1皿に食パン半斤、つまり厚さ6〜7cm程にもおよびます。こだわりは製法で、耳の縁をギリギリに残し、中をナイフでくり抜き、一晩卵液にじっくりしみ込ませてからオーブンでしっかり焼き上げます。こうすることで、塀となる耳の部分はカリカリ、中はふわとろジューシーに。2つの食感を楽しめるから、ボリューミーなのに気づけばもうひと口と食べ進んでしまいます。 注文後に焼き始めるので15〜20分程かかりますが、それだけ待った甲斐がありますよ。 絶妙なバランスのトッピングやクリームも完食へ導くポイント。プレーン(税込 880 円)をはじめ、 アップルシナモン(税込 930 円)、キャラメル(税込 930 円)といったスイーツ系のスタンダードの他に、食事代わりにもなるチーズカレー(税込 1,180 円)、サラダ(税込 1,030 円)も展開しており、代官山や渋谷界隈の学生、お勤めの方、住人の方などにもとても人気なのだそう。 |
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定番のキャラメル |
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お肉も入って食べ応え満点のチーズカレー |
季節のフレーバー「オレンジとレモンのコンフィ ピスタチオクリーム」 は、皮ごと食べられる自家製のオレンジとレモンのコンフィの甘酸っぱさとほろ苦さ、食感が、香ばしいピスタチオクリームと一緒にフレンチトーストに絡み爽やか。 皮ごと食べられるようにしたのは、全体の栄養を身体に取り込むことで免疫力を高める効果を期待しているためだそう。 オレンジは食欲増進、喉の乾きを潤す、肺の乾燥を潤す レモンは喉や口の乾きを潤す、暑邪を取り除く ピスタチオは胃腸の虚弱に良い |
なんだか薬膳みたいな能書きですが、これも「自分らしく、賢く東京で暮らしたい」と思っている多くの人達にむけたREISM STANDならではのコンセプト。お気に入りの空間にひとりで暮らしていてもしっかり栄養のある食事をとって欲しいと、ウェルネスアドバイザーのアドバイスを受けながらメニューを構成されているそうです。だからランチや食事メニューも、お肉にお魚、お野菜もたっぷり入ったお家で食べるスタイルのものが中心。今日は料理する元気ないな、時間ないな、というときにふらっと立ち寄って元気をチャージするにはぴったりなサードプレイスでもあるのですね。 |
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テイクアウトはドリンクの他、「ゆる薬膳」弁当も。出来立てを食べていただきたいフレンチトーストはイートインのみ。 |
日本ではおしゃれに聞こえるフレンチトーストも、フランスでは ‘パンペルデュ(失われたパン)’ ドイツや北欧では‘貧しい騎士’となんともプアなネーミング。でも家族が週末に家にあるもので作ってくれる、愛情の栄養価は最高の食べ物に違いありません。 REISM STANDがフレンチトースト推しなのは、そんな想いも込められているのかなと思います。 お腹を思い切り空かせて、ぜひ一度訪れてみてください。 これからの季節には、ぴったりのドリンクも揃っていますよ。 |
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マスカットの香りがすがすがしいマスカットグリーンティー(ホットも可能) |
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レモンスカッシュは、自家製のレモンシロップで作る甘さ控え目のさっぱりした飲み心地。季節に合わせて酸味を調整しています。テイクアウトも可能。 |
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