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取材・文 佐々木 千恵美 |
東京湾を一望する新浦安に立地する東京ベイ東急ホテルは、この5月に開業4周年を迎えました。それを記念して「千葉と静岡 食のマリアージュ」ブッフェを2022年5月29日まで期日限定で開催しています。
千葉と静岡って? どういう関係かというと、ホテルのある千葉県と、ホテルの料理長 片之坂 亨氏の出身地である静岡県の、それぞれにすばらしい食材をたっぷりと、郷土料理や旬を取り入れながらアイデア溢れる料理に仕上げブッフェで提供するという企画。 |
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「千葉と静岡 食のマリアージュ」ブッフェ(イメージ) |
なんでも揃う東京にいても、普段はあまり知らなかった2県の郷土料理を味わえるのはうれしいですし、海の幸山の幸をヨーロッパの郷土料理に仕立ててあるのも旅グルメ好きにはたまりません。 |
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イカ墨麺の魚介焼きそば西伊豆 ‘海賊焼’ 西伊豆のご当地グルメで「麺は特製のイカスミ麺を使う」「タレは特製の塩ソースを使う」「具材にイカを入れる」の条件を満たしたもの。 |
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房総・漁師料理 ‘サンガ焼き’ 房総半島の漁師がアジ、イワシ、サンマなどの魚を味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」にしたものを山小屋で焼いて食べたことから山家(サンガ)焼きと呼ばれるようになった。 |
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モッツァレラチーズと静岡産桜海老のセイボリータルト 抹茶仕立て |
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あさりと青菜、西伊豆名産「塩かつお」のパスタ ガーリック風味 伊豆産のカツオをまるごと塩水に漬け込んで乾燥させた保存食で別名「正月魚(しょうがつうお)」ともいわれ、お正月の縁起物、お供え物として伝承されている。 |
さらにデザート類にも両県のこだわり食材が使われていて、興味津々! ホテルの公式サイトではデザート名の詳細はありませんが、今回伺った試食会に登場したメニューを紹介します。 日本酪農発祥の地である千葉県産の酪農牛乳、九十九里ファームの卵を使ったプリンや静岡県の将軍抹茶を使ったガトーショコラなど、おなじみのスイーツが、素材にこだわったここだけでしか味わえない形で登場します。(※食材仕入れ等の都合によりメニューは変更になることもあります) |
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「千葉と静岡 食のマリアージュ」ブッフェのデザート(イメージ) |
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上から 「中伊豆 ワイン葡萄のビネガーゼリー」つるんとした食感とビネガーの酸味で口の中がさっぱり。 「苺ジンジャーゼリー」後からジンジャーがピリッと刺激的な、お口直しにぴったりのゼリー。 「千葉県産牛乳と九十九里ファームの卵で作ったカスタードプリン」甘さ控え目であっさり飽きない食べ心地は食後にぴったり。九十九里ファームではエサを自らが作る事にこだわり、ひよこから大切に育てた鶏が卵を産むから、生臭みもなくお菓子にぴったりなんですね。 |
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「塩キャラメルシュークリーム」は、九十九里の塩「えんむすび」をキャラメルクリームに使用。しっかりと塩がきいたキャラメルクリームが、小さなシューのインパクトを大きくしてくれる。 |
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「将軍抹茶のガトーショコラ」ホワイトチョコレートに静岡県の将軍抹茶を使い、焼き上げたガトーショコラは、見た目の印象を裏切る軽い口当たりにびっくり。余韻にお茶の渋みも感じられます。 |
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しっとりとした生地とクリームといちごの王道の組み合わせ「ルビーロールケーキ」 |
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静岡のブルーベリーを使ったレアチーズケーキ「ミルティーユフロマージュ」 |
デザート&スイーツコーナーには他にも季節のフルーツやクッキー、アイスクリームなどが並びます。別料金になりますが、お祝いや記念日には、「アニバーサリーケーキ」としてメッセージプレート付きで生クリームといちごのショートケーキの予約も受け付けています。特別感がアップしますね。
いかがでしたか? 梅雨入り前の海風が心地よい季節に、海に面した2つの県の魅力を、食を通じて再発見してみたいですね |
■開業4周年記念ブッフェ「千葉と静岡 食のマリアージュ」
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その他、宿泊して海の世界をもっと満喫したい方には期間限定のお部屋「マーメイドルーム」や、エアラインファンにはたまらない、日本航空とコラボレーションしたコンセプトルーム「ウイングルーム」の宿泊プランも展開しています。 詳しくはホテルの公式サイトをご覧ください。 |
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退役機材や部品を利用したコンセプトルーム「ウイングルーム」(イメージ) |
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