今回参加したのは、パナデリア会員を中心に約30名。個人的には、「あんぱんは単調な甘さだから、みんなそんなには食べられないだろうな」と思っていた。だから、会がはじまり、どんどんなくなっていく皿の上のパンには驚いた。終わってみれば、試食用にと切った各店のあんぱんはほとんどなくなってしまったのだ。ケーキ試食会よりも売れ行きがいいかもしれない。想像以上に各店の味に変化があったことに加え、やはり日本人の体質にあんことが合うということなのだろう。 あんの味、生地の味、バランス…。好みはそれぞれだろう。どこのあんぱんが人気だったかはお楽しみの結果として、この試食会では他に、牛乳の飲み比べも行われた。あんこは乳製品と相性がいいから、こちらのほうの売れ行きもよかった。 途中には、ゲストとして参加してくださった製あん会社の方などのお話を伺う時間も。「あんこは必ずふた口味わって。最初の一口目では本当の味が分かりません」との言葉に、あんこの繊細さを感じた。 こんなあんぱん三昧は多分一生に一度! マニアックなイベントに参加してくださったあんぱん好きのみなさんが、心から満足されていることを祈ります。 |
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中沢乳業鰍フ渋井洋氏 | 内藤製あん(有)の内藤龍太氏 | 「金麦」の伊藤隆一シェフ |
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中沢乳業鰍フ吉田友規氏 | 潟Cシハラの富永均氏 |
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