パナデリアでは定期的に「香りの会」を主催しています。 調香師の村井千尋さんを迎え、バニラやチョコレート、フルーツ、花などの香りを系統的に分け、 お菓子に香り付けをするなど、その味の変化や合わせる飲み物などを研究しています。 基本的にはナチュラルな香料を選択し、洋酒と合わせて、そのマスキング効果や、 香りの段階的な変化を、まるでワインを楽しむかのように体験を重ねています。 前回に引き続き、「ハイアットリージェンシー東京」の佐藤浩一シェフにお願いして、 とてもエレガントでしかも味わい豊かな、「バラ」をテーマにしたデセールを作っていただき、 実際のお菓子にバラの花の香りがどう表現されているか、佐藤シェフとともに、 村井調香師の話を交えながら、お菓子と香りを楽しむ会を企画しました。 今回は特にバラの香りだけでなく、バラの花びらをハーブをいただくような感じで実際に味わって いただく予定です。 当日は、以前パナデリアでもご紹介させていただいた平塚の横田園芸の有機栽培の食用バラを 皆さんに体験していただきます。 最初に村井さんに香りについての基本的なレクチャーを お願いし、バラに含まれる香りの特徴を説明いたします。バラの花びらの味わいについては 佐藤シェフのデセールの中で登場しますが、花の種類ごとの香りや味の違いについて主宰の三宅から 解説致します。 そのあと、佐藤シェフにこの日のために考えていただいたコース仕立てのアシェットデセール(皿盛りデザート)を 楽しんでいただきます。 デセールは3皿の構成で、間にグラニテを挟み、最後にプティフールという豪華なデセールコースです。 佐藤シェフにも同席いただき、それぞれのデザートについてご説明いただきながら、 ご参加のみなさんと歓談したいと思います。皆さん、ふるってご参加ください 先日、佐藤シェフと横田園芸を訪ねてきました。その時の様子はこちらをご覧ください |
![]() 佐藤 浩一 (さとう ひろかず) 「Patisserie Sadaharu AOKI」の青木定治氏に師事し、 フランス各地で出会った多くの特産物を用いたお菓子作りを 通してパティシエとしての原点を築く。フランスのコンクールでは 2度の入賞経験を持つ。素材が持つ本来の味にこだわり、魅力を そのまま活かすために培った技術を駆使して珠玉の逸品を作り出す。 スペシャリテはマカロン、ショコラを使ったケーキ。 村井千尋(むらい ちひろ) 調香師。 空間放香専門家として調香デザイン、香りのコンサルテーション、 香りの効果等の研究を行いながら、小売向け商品の開発も手掛ける。 コーポレートセントを手掛けた企業は航空会社、某超高級ホテル、 アパレルメーカー、住宅メーカー等多数。 プライベートではスイーツ好きで味と香りの表現について日夜研究している |
● 日時 |
2014年9月19日(金) 「香りの会」 15:00〜17:30 集合 14:30 |
● 場所 |
ハイアットリージェンシー東京 2F「CAFFE」 アクセス 新宿駅西口より徒歩約9分 地下鉄大江戸線都庁前駅A7出口C4連絡通路経由で徒歩1分 地下鉄丸ノ内線西新宿駅より徒歩約4分 無料送迎シャトルバス 新宿駅西口小田急ハルク前よりホテルまで、シャトルバス(無料送迎)が20分間隔で運行 詳しい地図はこちらをご覧ください↓ http://www.hyattregencytokyo.com/restaurant/access/ |
● 参加費 |
6,500円 |
● 定員 |
17名 |