ゴールデンウイーク(4月28日、29日)に開催されるイベント『ホテル椿山荘東京スイーツパーティー』。
先日、開催に先立って行われたプレス発表会にお邪魔してきました。そこで、イベント当日に実際にいただけるスイーツとお酒の一部を、ひと足早くご紹介します。

すばらしい日本庭園の新緑が夕日に輝くひととき、ホテル椿山荘のバンケットルームで本番さながらのスイーツ&お酒のマリアージュ体験が行われました。

試食会場のバンケットルームからは、うららかな春の庭園が望め、ゆったりした気持ちに。


優雅な丸テーブルに純白のクロス、一流ホテルらしい品格が、大人のスイーツを楽しむ雰囲気をつくりあげます。

本番のスイーツパーティーのメニューは・・・

A.話題のパティシエのスイーツ
B.ホテルパティシエのスイーツ
C.目の前で仕上げるデセール
※A(10〜15 種)、B(約5種)から各1点とCの、計3種のスイーツが楽しめます
D.スイーツに合うお酒(お好きな3杯)
E.サンドウィッチ等軽食

・・・で構成されますが、今回のプレス向け試食会では、Aの中から5種、Bの中から1種が登場。それぞれのスイーツに合わせ、Dの中から4種類のお酒がサーヴされました。フルサイズのケーキとお酒が目の前に運ばれると、テーブルの上にぱっと花が咲いたよう。周囲からの歓声に、やはりケーキは人の気持ちをupさせるものなのだなと実感。それをさらに盛り上げるのがお酒。お酒には、コーヒーや紅茶にはない、バラエティに富んだ色彩と響きがありますからね。


まず、最初に登場したスイーツ3種は、「レザネフォール」のサバランカシス(カシスを使ったサバランにオレンジ、カスタード、ショコラのハーモニー)、「パティスリー&カフェ デリーモ」のカシスショコラ(ルジェのカシスリキュールをイメージ。カシスとショコラのマリアージュ)、「パティスリーSAKURA」のシブーストダブリコ(いろいろなアプリコットの味わいが楽しめる、奥行きのあるシブースト)。これらのケーキには、フランス・ルジェ社のフルーツリキュールを使っているところから、クレーム・ド・カシスのソーダ割り、クレーム・ド・ペーシュ(桃のリキュール)のソーダ割り、さらに南仏のフルーティーな辛口白ワインがマリアージュのお酒として供されました。


左から「レザネフォール」のサバランカシス、「パティスリー&カフェ デリーモ」のカシスショコラ、「パティスリーSAKURA」のシブーストダブリコ。試食会といえども、全体の雰囲気を味わって欲しいからとフルサイズでのサービス。ちなみに今回登場のスイーツはこのパーティーのために作られた限定品も多いそう。

南仏ヴァントーの白ワインは、カシスのリキュールを使った酸味のあるサバランにあわせて。フルーツを使った他のケーキとも合いましたよ。

中のヌガーやナッツが香ばしい「パティスリーSAKURA」のシブーストダブリコには、あんずと親戚の桃のリキュールのソーダ割りを合わせて。



次の3種のスイーツは、「オクシタニアル」のラウラウ(バナナのパンドジェンヌにトロピカルフルーツとココナッツムース)、「デカダンス・ドュ・ショコラ」のAutumn(オートン)(トンカ豆のミルクガナッシュとメープル、マスカルポーネのムース)、「ホテル椿山荘東京」のルージュ(練乳のムースが入ったハート型のベリーのムース)。ココナツやバナナといったトロピカルフルーツを盛り込んだラウラウにも前述の桃のリキュールソーダ割りを合わせましたが、'鉄板'のラム酒も当日は3種類を用意しているとのこと。このようにマリアージュで選べるお酒はライトなものだけでなく、ラム酒やウィスキーといったハードリカーもかなりオンリストされています。その中から今回の試食会で供されたのが、メーカーズマーク(バーボンウィスキー)のオンザロック。メープルやトンカ豆が豊かに香りたつショコラ系ケーキAutumnとは深い香りの競演となりました。練乳やベリーといったノスタルジックなハートのムースには、カシスリキュールソーダや桃リキュールソーダを並べると、色合いもかわいらしい。

ケーキは左から、「オクシタニアル」のラウラウ、「デカダンス・ドュ・ショコラ」のAutumn(オートン)、「ホテル椿山荘東京」のルージュ。お酒は左から、クレーム・ド・ペーシュのソーダ割り、バーボンウィスキーのオンザロック、クレーム・ド・カシスのソーダ割りで、それぞれ下のスイーツとマリアージュ。マリアージュとは、フランス語の「結婚」から来ている言葉で、「お互いを引き立てあう」、「相性のよいものを組み合わせて楽しむ」こと。


スイーツとお酒が並べられたテーブルの上は、まるで春の花畑のような華やかさに。

スイーツとお酒のマリアージュに詳しいスイーツプランナーの平田早苗さんが、このイベントのコーディネーター。おすすめのマリアージュを伺ってみては。


ケーキ6種類とお酒4種類を、おススメの組み合わせ以外にいろいろ試してみると、自分だけの好み、発見もありました。このようなマリアージュはお家ではなかなか出来ませんからどんどん楽しんでいただきたいですね。ただそうはいってもパーティーで選べるお酒は3種類。ワイン、ウィスキー、カクテルなど30種類ほど用意されたお酒から3種類だけを選ぶのは、好きな人ほど至難なのでは? でもご安心ください。どれにしようか迷ったら、スイーツとお酒のプロが各スイーツに合うお酒とのマリアージュをコーディネートしてくれるそうです。

試食のあとは、パーティメニューCの目の前で仕上げるデセール 〜 クレープシュゼットのデモンストレーションがありました。レストランでも今やこういったサービス方法はめっきり少なくなってしまったので、初めて見る、食べる人も多いのでは? 厨房で焼かれたクレープ生地を、お客様の前でパフォーマンスを交えながら仕上げていく姿に、ドキドキ・・・息を飲んで見入ってしまいました。これぞおもてなしの原点ですね。

ホテル椿山荘東京の給仕によるクレープシュゼットのデモンストレーション。高い位置から糸のようにオレンジジュースを注ぐ姿、ひとつひとつの動きが洗練されてかっこいい。

らせん状のオレンジ皮と青い炎のあがるフランベは最大の見せ所。

華麗に、丁寧に仕上げたれたおいしさが伝わってくるクレープシュゼット。これは当日行った人だけのお楽しみ。


パーティーでは甘いものだけでなく、サンドイッチ等の軽食もあるので甘&塩のバランスもとれそう。人気パティシエのトークショーに耳を傾けながら、スイーツ&お酒のマリアージュに興じ、お楽しみ抽選会に心躍らせたり、ウエディングケーキの展示を眺めたり・・・そういえば、もうすぐジューンブライド! ここではぜひ既婚者も1+1=2‘以上’の幸せをつかみとってください。
ゴールデンウィーク前半は新緑が眩いホテル椿山荘東京へ。庭園の散策をスケジュールの余白に入れお出かけください。
スケジュールなど、詳細は下記サイトをご覧ください。


 ■ ホテル椿山荘東京スイーツパーティー公式サイト
 http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/event/plan/001294.html

参考までに
 ■ パナデリアニュース:「ホテル椿山荘東京スイーツパーティー」開催のご案内
 http://www.panaderia.co.jp/panaderia_news/chinzanso2014/index.html




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