咲き誇る花々から蜜を吸い、せっせとはちみつを作り出すミツバチ。
そんな自然の営みが、都会の真ん中、原宿で行なわれているそうです。
場所は、原宿一賑やかな、明治神宮交差点にある「コロンバン 原宿本店」。
しかも、そのはちみつを使った“原宿はちみつプリン”は、今や売り切れ必至の人気ぶりだとか。
いったい、コロンバンで何が起こっているの?!
ということで、取材に伺ってきました。


今週のケーキ屋さん「コロンバン」はこちからコロンバン





  コロンバンの元気な新入社員たち


「うちのかわいい新入社員たちを見にいらっしゃいませんか?」
そんな誘いを受けて伺ったのは、「コロンバン 原宿本店」です。今や流行の中心地として、毎日大勢の人々が行き交う原宿。その時代の流れをずっと見守るように、昭和42年からこの場所で愛され続けている、老舗洋菓子店です。

エレガントな洋風建築は、タイルなども
昭和42年に作られたままだそう


「まずは、これに着替えてださい」
黒いものを敵とみなすというミツバチたち。そこで、白衣に着替えます。ネットのついた麦わら帽子もかぶれば、気分はすっかり養蜂家。刺されても大丈夫、という気になってきます。
「大丈夫ですよ。社員でも攻撃された人はほとんどいないですから」
養蜂の際には刺されることも多いと思っていましたが、特別な危険を感じない限り、ミツバチは攻撃しないそうです。

「では、ご案内しましょう」
さっそく、店舗の2階ある応接室を抜け、屋上に向かう階段を上っていくと・・・
そこには、ブンブンと飛び交うミツバチたちが!

都会のビルの上とは思えない光景がそこに!


目にしているのは、のどかで牧歌的なのに、その後には都会のビル群が見えるという、なんとも不思議な光景です。

ミツバチたちが暮らすのは、“神宮前”の交差点
を見おろす最上階!うーん、素敵ですね


「おはようございます。では、さっそくうちのミツバチを見ていただきましょうか」
ミツバチたちの管理を担当しているのは、金居さんと布川さん。実は、プロの養蜂家の方ではなく、コロンバンで営業や総務を担当されている社員なのだそう。今ではすっかりミツバチへの愛情も深まったそうで、ごらんの通り、養蜂スタイルも決まっています!

ネットでわかりにくいですが、金居さん(右)、布川さん(左)。今は涼しい屋上ですが、夏の猛暑日は大変な暑さだったそうです。本当にお疲れ様でした!


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