Title:Tsujiguchism

「自分らしさを表現したかった」という辻口さんは、なんとテキスタイルを自ら作成。角度や光の加減で、色合いが変わるこのつややかな素材の正体は、ゼラチンで固めた薄いシートをカットしたもの。約2mというアクリル版を使って作り上げたのだそう。しかも、本来の衣装は純白のワンピースというから驚きです!とにもかくにも、辻口さんらしい作品でした。



辻口博啓氏
「モンサンクレール」


● Sweets Collection 2008
モデル ペッシュ
「山梨のおいしい桃をコンポートにしておいたんです」という辻口さんの言葉通り、主役は桃。口に入れた途端、力強い桃の香りが溢れ、そして広がります。シンプルな構成ながら、アーモンドビスキーやグロゼイユ、カシス、ブルーベリーがさりげなく桃を引き立てます。








Title:誰も知らない神秘の森に住む森の女王

「デザインとグリーンの色合いからイメージしたのは、森の女王、そしてぶどう」ということで、朝田さんが作ったのは豪華な飴細工。女王にふさわしい堂々たる杖は葉におおわれ、その間から、豊かに実ったぶどうがのぞいています。



朝田晋平氏
「浦和ロイヤルパインズホテル」


● キャラメルショコラ
「自分の好きな味を皆さんに召し上がっていただきたい」との想いから朝田さんが選んだのは、お得意のキャラメルとショコラ。苦みを抑えたキャラメルムースの中には、相性のいい洋なしのコンポート。やさしい味わいです。








Title:雅

「日本の心を大切に。そして、大人っぽさの中にかわいらしさを表現したかった」という林さん。扇を手に登場したモデルさんが身につけているのは、エクレールがずらりと並んだ、キュートかつおいしそうなカチューシャとベルト。蓮の花を思わせる大きなアクセサリーがアクセントになっています。



林正明氏
氷川会館
「パティスリー フロワベール」


● 雅
テーマにぴったりの和素材を駆使した一品。大納言のホッとする食感に加え、面白かったのは胡麻。香ばしさはもちろんですが、フィヤンティーヌと一緒に間に忍ばせることで食感にも楽しさがプラスされています。








Title:水の中の散歩

フワフワとした大きなパフスリーブがかわいらしい淡い色合いのドレス。そのふんわりテイストに木さんが合わせたのは、同じくフワフワのマシュマロ。手に持ったバッグからは、薄いピンク色の丸いマシュマロが顔をのぞかせています。



木康裕氏
「菓子工房アントレ」


● 'f'(エフ)
ちょっと変わったこのネーミング。実は、ケーキの構成に関係があります。
「Fはアルファベットで6番目の文字ですよね。実は、このグラスの中には6つの層があるんです」と木さん。ヴァニラで風味付けしたサングリアや杏仁のブラマンジェなど、ひとつのグラスで様々な要素が楽しめるようになっています。




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