興部のおいしいものたち、そして海や緑に後ろ髪を引かれながらも、車で札幌方面へ。
食いしん坊のチームパナデリアとはいえ、食べてばかりではありません。次に向かったのは、夕張郡にある北海道立中央農業試験場。しばし国産小麦の現状について勉強タイムです。


北海道で栽培されている様々な品種の小麦
が植えられています


ここでは、小麦をはじめとする様々な農作物の研究開発が日夜行われています。製パン性に優れた「はるゆたか」が誕生したその陰には、こういった方たちの涙ぐましい努力があるのです。


研究開発を行う、神谷裕信さんに
お話を伺います

「小麦粉をもっと大切に使い、おいしいパンを作らないといけないなと思いました」
と豊田さん。
普段は製品になった粉の状態しか知らない私たちにとって、昨日からの小麦巡りは意義深い経験となりました。小麦を栽培する人と、小麦粉に加工する人、パンを創り出す人、そして食べる人の想いがひとつになれば、もっと素晴らしいものが生まれ、無駄のないサイクルができるような気がします。