今年のゴールデンウィークはどんな風に過ごしましたか?大型連休を取って海外へ、という方も今年は多かったのではないでしょうか?
リゾート地でのバカンス、歴史探訪ツアー、そしてグルメツアーなど旅行の目的は人それぞれですが、日常から離れて新しい何かと出会い、自分の幅を広げることはとても素敵なこと。
そのお役に立つかどうかはわかりませんが、パナ的(?!)に美味しいイタリアをご紹介します!



今回の旅行で巡ったのは、ミラノ、フィレンツェ、ローマ。
長靴の形で有名なイタリアですが、実は統一されたのは19世紀になってからと意外にも最近。それまでは、州それぞれが1つの国として成立していました。そのため、食にも州の色が濃く反映されているのが特徴。

パスタやピッツア、ジェラートなどはイタリア全土で食されているようですが、ローマ料理、トスカーナ料理など地方色が豊かなのでその土地の素材に注意してメニュー選びをするのも面白いですよ。

それでは、イタリアで食べて楽しんだあれこれ、ご覧下さい!



Milano / Firenze / Roma




ミラノといえばファッション!両側に、ひやかしではちょっと入りにくいような立派な店構えのブランドショップ並ぶモンテナポレオーネ通りなどは、さすがといった感じ。もちろん、最先端のファッションだけでなく、イタリアのゴシック建築の傑作と言われる荘厳なドゥオモや、中世の面影をしのばせるスフォルツェスコ城、そして世界遺産のダヴィンチ作「最後の晩餐」など歴史的な見所ももちろんたくさんあります。


シックな色合いが素敵な
スフォルツェスコ城


スフォルツェスコ城の
現在の住人を発見
こんなイタリアの新と旧が見事に調和したミラノの街を歩いていると、洋服や靴、そういったファッションが、ヨーロッパの歴史と伝統、そして感性の中で少しずつ進化してきたのだということを、思わず実感してしまいます。

また、石造りの建物が整然と並んでいるせいか、美しさの中にも硬質な印象を受けるミラノの町並み。緑が少なく、少し寂しく感じていました。ところが、建物の大きな扉から中を覗くと、木々や花をあしらった緑豊かな中庭が目に飛び込んできました。自然の楽しみ方にも、お国柄がでるものだと実感。こんな発見も旅の楽しみのひとつです。


完成までに費やした歳月は
約500年という荘厳なドゥオモ!



● 発見!おいしいものファイル ●



記念すべき第一食目は、ピッツアマルゲリータとカルボナーラ。中央駅近くの小さなお店でしたが、ちゃんと本格的な窯がありました。ピッツアは生地が薄いローマ風と、モチモチした食感のナポリ風が有名ですが、これはその中間くらい。
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ホテルの朝食メニューから。
イタリアではお馴染みのカリカリの
ラスク風パンにバターをたっぷり
がお気に入りのスタイル



ケーキ屋さんのウィンドウより。
オーソドックスなケーキが中心のよう

イタリアでよく目にするお菓子
「バッチ・ディ・ダーマ」。
コロンとした形がかわいい