マダガスカル
(特注品のため、店頭での販売はございません)



マダガスカル産のチョコレート“マンジャリ”のおいしさを最大限に引き出した、爽やかなアントルメ。フリュイルージュとマンジャリのムースの中には、トロリと流れるベリーとシャンパンのマルメラーデ。そして、滑らかなクレームショコラが舌の上でスムースに溶けあいます。マンジャリの特徴である酸味を、甘酸っぱいベリーが引き立て、シャンパンがキレのある清涼感を生み出します。ひんやり冷たいマルメラーデや、弾けるペカンナッツが生み出す温度差や食感のリズムは、まるで一皿のデセールのよう。







◆発想のヒントは?
クリスマスからイメージし、“シャンパン・ショコラ・フランボワーズ”の3種を組み合わせました。昨年、東急のオリジナルアントルメとして考案したもので、とても気に入っています。

◆素材や作り方について
マダガスカル産のチョコレート“マンジャリ”の活かし方がポイントです。マンジャリの、持ち味である酸味を活かすため、フリュイルージュ(イチゴ、フランボワーズ、グロゼイユ、カシスの4種の赤い実)と組み合わせて、シャンパンで爽やかさを出し、さらっと食べられる味わいにしました。ムースも口溶け良く、砂糖の入らないパータボンブと35%の生クリームをベースにして軽い味わいにしています。ショコラそのものの味を感じてもらうために、トップには、マンジャリのクーベルチュールを乗せ、さらに味の中心になっているシャンパンのマルメラーデも表に出しました。味に関係の無い飾りをつけるのではなく、見た目で中身が想像できるような、「おいしさ」を生み出すデコレーションを意識しています。

◆オススメの食べ方はありますか?
やはり、シャンパンに合わせて食べていただきたいです!





クリスマスラッピングを施した、焼き菓子やドラジェはプレゼントにぴったり 手作りの小さな動物たち。よ〜く見ると・・・みんなでお菓子作りをしていました!
試作中のクリスマスケーキを見せていただきました。
ベアのシュトロイゼルクッキーがポイント







◆クリスマスケーキにまつわる想い出を教えてください
とにかく毎年、数字に追われて必死でケーキを作ってきたので、目標を達成した時のやりがいこそがクリスマスの醍醐味になってしまっていますね。ミクニにいた頃は、クリスマスにもなると1週間ほど店に泊り込むこともありました。独立して自分の店を持ってからは、従業員の健康管理などもしなければならないので違う大変さもありますね。

◆今年はどんな1年でしたか?また、来年はどんな年にしたいですか?
まだまだこれからという感じです。来年の7月で3年を迎えるので、陳列棚を増やすなど店内を少し改装したりして、スタッフ共々気持ちを新たに引き締めて、店作りをしていきたいと思っています。商品としては、ヴィエノワズリをやっていきたいなと思っています。今、店でも売っている「ブリオッシュ・ル ガール」のような、素材に特化したような特徴的な商品が出来ればいいなと考えています。

「ブリオッシュ・ル ガール」
(ハーフサイズ¥800、1本¥1,600)
フランス、ブルターニュのル ガールバターを
たっぷり使用したリッチな味わいのブリオッシュ。
軽くトーストすると、バターと卵の優しい風味が広がります。


◆もしパティシエでなかったら・・・。X’masイヴに何を食べたいですか?
クリスマスに家で過ごせることが無いので、家族揃って自宅で食事ができれば一番ですね・・・。



ラ・スプランドゥール
住所 東京都大田区南久が原2-1-20
Tel03-3752-5119
営業時間10:00〜19:00
定休日水曜
アクセス東急池上線久が原駅より徒歩1分以内









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