“カヤジャム”との出会いは、昨年の夏に訪れたマレーシア・コタキナバルでのこと。地元で人気のカフェ「OLD TOWN WHITE COFFEE」で名物の“カヤトースト”を食べ、“これは、おいしい!”と感動したのが最初でした。

“カヤジャム”は、ココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフなどで作られるマレーシアやシンガポールでは定番のジャム。ココナッツといっても風味はとても穏やかで、練乳を思わせるまったりとしたコクと卵のマイルド感が妙においしく、病み付きになるのです。
そして、この“カヤジャム”を使った定番おやつが、“カヤトースト”。薄〜く(5mmほど)スライスしたパンをカリッと焼き、その間に冷えた厚切り(←ポイント)のバターとカヤジャムを挟んで食べるのですが、有塩バターの塩気と“カヤジャム”の甘さがほどよく引き立てあって、なんともハマル味!1人で軽く食パン1斤分は食べられてしまいそうな、危険なおいしさなのです。

おいしさは、みんなで分け合うのが、パナデリアのモットー。そこで、意気揚々、お土産に“カヤジャム”をゲットして帰国しました。すると、不思議なことに、次々に新たな“カヤジャム”が集まってくるではありませんか!



今年になって突然こんなに集まって来るなんて、これはもしかしてヒットの予感・・・?! と思い調べてみると、旅先のシンガポールやマレーシアで“カヤジャム”に出会い、ハマル人はかなり多い様子。さらに、「ヤクン・カヤ・トースト」というマレーシアのお店が、東京にも進出していることが判明しました!
という訳で、“マラサダ”ブームの次は“カヤトースト”なんてこともあるかも?!皆さんも、見かけたらぜひ挑戦してみてくださいね!



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