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取材・文 佐々木 千恵美 |
神戸に本拠を構え全国に展開するベーカリー「ドンク」にて、11月1日から12月25日まで恒例の「クリスマスフェア」が開催されます。
今年はお家でヨーロッパのクリスマス気分を楽しめるような伝統菓子を取りそろえ、オンラインショップでは限定の「X'masセット」も販売しています。 ご自宅用に、ご家族や親しい人へのギフトに、温かみのある焼き色と甘い香りのシュトーレンやクリスマスパネトーネなどを選んでみてはいかがでしょうか。 室温で日持ちのする焼き菓子ばかりなので、クリスマスを待ちわびるアドヴェントをご自宅でより楽しめるように、ドンクおすすめのアレンジレシピも紹介されていますよ。 |
■クリスマスフェア 欧州の伝統菓子(一部) ※価格は税込みです |
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● X'masセット <オンラインショップ 限定>(4,950円)
![]() ドイツのクリスマス菓子〜ドライフルーツとナッツたっぷりの「シュトーレン」と、星やツリーの形がかわいいスパイス香る「レープクーヘン」、卵黄とバターたっぷり、完成までに時間と手間ひまをかけたイタリアのクリスマス菓子「パネトーネ」、3種類の伝統菓子を詰め合わせた、欧州のクリスマスを満喫できるセットです。 |
販売方法:ドンクオンラインショップ http://www.donq-store.jp/ 受付期間:11月1日(日) 〜12月20日(日) 発送は受付日より5日以降 〜12月25日(金) |
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● クリスマスパネトーネ ※ギフトBOX入り
(店頭 2,160円 オンラインショップ 2,300円)
![]() イタリアのクリスマスには欠かせない伝統菓子です。イタリアではクリスマスの時期になると、知人や親戚にお気に入りのパネトーネを贈り合う習慣があります。卵黄とバターを使い、リエビト種と呼ばれる特別な培養酵母を使ってじっくりと発酵させたソフトな生地に、厳選されたサルタナレーズン、オレンジピール、シトロンピールなどのドライフルーツを混ぜ、ドーム型に焼き上げています。 ドンクのパネトーネは兵庫県にあるパネトーネ専用室で製造し、1年で約68,000個のパネトーネを日本各地のドンクに届けています。また、ドンクでは毎年イタリアに職人が出向き、提携先のサンレモ店から大切なパネトーネ種を譲り受けています。日本で種継ぎし続けていくうちに独特の風味がオリジナルと変わってしまうため、本場の味わいを守り続けるためのこだわりの一つです。 |
販売店舗:ドンク全店舗、及びオンラインショップ 販売期間:11月1日(日) 〜12月25日(金) オンラインショップ受付 〜12月20日(日) |
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パネトーネのアレンジレシピでぜひ試してほしいのが、トーストしたパネトーネのバニラアイスクリーム添え。ほんのり焼き色がつく程度にパネトーネをトーストすると、外はさくっと中はふんわりとした食感が楽しめ、ドライフルーツの風味もいっそう際立ちます。バニラアイスクリームとの相性も抜群です。
トーストパネトーネ【材料(1人分)】 パネトーネ 1/8 バニラアイス お好みで |
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● シュトーレン(店頭 1,836円 オンラインショップ 2,000円)
![]() ドイツの伝統クリスマス菓子・シュトーレン。ラム酒等のお酒でじっくりとドライフルーツを漬け込み、クルミ、アーモンドを入れて焼き上げました。中はしっとりとした食感を残し、外側はさっくり感を楽しめるように仕上げました。日が経つごとに味わいに深みが増すので、クリスマスを迎えるまで、少しずつスライスしてお楽しみください。 |
販売店舗:ドンク全店舗、及びオンラインショップ 販売期間:11月1日(日) 〜12月25日(金) オンラインショップ受付 〜12月20日(日) |
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ドイツのシュトーレンにぴったりなのは、グリューワイン(ホットワイン)。濃厚な甘さのシュトーレンと、スパイスのきいたワインが口の中で心地よく溶け合い、大人の味わいに。お鍋に材料を入れ沸騰させない程度の温度でじっくり温めます。寒い時期には心安らぐ香りです。
グリューワイン【材料(2人分)】 赤ワイン 約350ml オレンジ 1/4 りんご 適量 シナモンスティック 1本 |
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● パンドーロ(店頭 1,188円)
![]() パネトーネとともに、イタリアの定番のクリスマス菓子として親しまれているパンドーロ。「黄金のパン」という意味を持ち、その名の通り、黄金色をして溶けるようにやわらかいのが特徴です。水を加えず、卵黄とバターを使用して、美しい黄金色にふっくらと焼き上げています。 |
販売店舗:ドンク全店舗 販売期間:通年販売 |
ちなみにイタリアでは、パンドーロを横に2、3cmずつスライスし、クリームを間に塗って星形を互い違いにずらして重ね、デコレーションすればもみの木の形のクリスマスケーキができるのをテレビ番組で見て知りました。今どきの映えるスタイルとデコレーションを家族みんなで楽しむ、ほのぼのとした雰囲気が伝わり、真似してみたいと思いました。 こんな風にアレンジで楽しめるのも、伝統菓子ならではの魅力ですね。 1905年の創業以来、欧州の伝統菓子を先駆けて日本に紹介してきたドンク。これらのクリスマス菓子も、欧州の豊かな食文化を伝えたい、日本の食生活を豊かにしたいという3代目社長・藤井幸男氏の想いのもと、たびたび欧州を訪れる中で出会ったものだそうです。 今年は特にこんな状況だからこそ、人々の生活に根付く伝統菓子を楽しむスタイルを取り入れて、心あたたまるホリデーシーズンをお過ごしください。 |
2年前に伺った「クリスマス試食会」では、詳しく紹介してくださいました。 http://www.panaderia.co.jp/event_report/donq-xmas2018/index.html |
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