ランチまでまだちょっと時間があるので、ここでパナデリア主宰の三宅から一言。
「これまで長い間パンを食べてきましたが、一般消費者として小麦に触れる機会はほとんどありませんでした。でも、自分たちで食べるものくらいは、自分の目で確かめたいと思うようになり、パナデリアではかれこれ10年間、国産小麦を追いかけています。消費者はもちろんですが、どうやって小麦粉ができるのかを知らないパン職人の方も少なくない。今までは、タンパク質量や灰分の数値が重要視される傾向にありましたが、これからは数値だけでは測れない粉の個性をとらえてパンを作ることも必要になってくると思います。この機会に、皆さんにも粉の勉強していただければ嬉しいです」
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