北海道・十勝平野の西に位置する共働学舎新得農場。ここは身体的あるいは精神的に一般社会にうまく溶けこめないでいる人たちが共同生活をし、かつ経済的にも自立できる手段として、チーズやバターを作っている農場だ。今でこそ国産のチーズは珍しくはないが、ここはまだ国内にチーズ作りのノウハウが十分になかった頃にチーズ作りをはじめたことでも有名。新得までまる一日かけ参上したパナデリア、残念ながら保健所の規則上、工場内の見学はできなかったものの、ここ新得農場ならではのユニークな農場・牛舎・チーズづくりについて、存分に話しを伺うことができた。チーズ作りだけにとどまらない代表 宮嶋望さんの話しは実に学ぶところが多い。チーズに興味のない方にもぜひ一読いただきたいものである。


・ 共働学舎とは?その基本概念

・ 新得農場について 代表 宮嶋望さんに聞きました

・ 新得農場のチーズ作りについて