ここ数年、パン屋の勢いには目を見張るものがある。若手の職人が次々に自分の店を持ち、本場顔負けのパンを並べる。長時間発酵で旨みを出したバゲットに、生クリームでリッチに仕上げた食パン。惣菜パンと一括りにしては失礼なほど、洗練された調理パンも今では珍しくない。
・・・だが、少し考えてみて欲しい。
何十年も前から、パンのおいしさを伝え続けてきた人々の努力があるからこそ、今のパンの姿があると言える。おいしいパンがあり、それを作りたいと情熱を燃やす若者がいる。その繰り返しが、今のパンブームを支えているのではないだろうか。
そこで今回は新春特別企画として、パン好き、そして職人の憧れ「ベッカライ・ブロートハイム」明石克彦さんに、パンへの想い、そして店舗のリニューアルについてお話を伺った。(取材2005.12)






ベッカライ・ブロートハイム
住所 東京都世田谷区弦巻4-1-17
TEL03-3439-9983
営業時間8:30〜20:00
定休日月曜・第一火曜
アクセス東急田園都市線桜新町駅から徒歩6分