かき氷が食べたい…早めの梅雨明けで連日の夏日、そう思った方も少なくないのでは。(その後、梅雨に逆戻りのような天気が続いてしまいましたが)

暑い→かき氷で涼を取りたい!これは自然な考え。
でもこれだけではないかき氷の魅力ってあると思うのです。

基本材料は水と砂糖という究極にシンプルなスイーツであり、そのシンプルさゆえ作り手によって全く別物になるという奥深さ。
あっという間に溶けてしまう儚さと、自分の為に作ってもらう特別感。
そして今、かき氷の世界は二極化しています。
家族で、もしくは子どもが小銭を握りしめて食べにくるような、日本の原風景が残る昔ながらの店。
かたや進化を遂げてフレンチのデザートに負けないくらいのかき氷を提供する店。
私はどちらも好き。

いろいろ食べているうちに、かき氷には地域性があるのでは?と思うようになり、日本各地のかき氷をもっと食べてみたい!と。
または昔懐かしい店の雰囲気と味を体感してみたい(特に店主がご高齢だといつまで食べられるかわからないし)という想いが強くなっています。

さて、今更の話になりますが…JR東日本が1日1万円で乗り放題(新幹線を含む特急にも乗れる!)の"東日本パス"を発売しました。
(使用期限は6月と7月それぞれ10日間ずつの設定でした)
こんなお得な切符、使わない手はありません!
そこで思いついたのが、昨年かき氷目当てで行ったものの、大行列に諦めざるを得なかった山形県のお店。
あとひとつ、生フルーツシロップが人気の秋田の老舗店。
日帰りで山形と秋田に行くのは無理があった為、2日に分けて決行しました。
(本来なら切符を2枚使い一泊二日で行くのが自然ですが、主婦はそうもいかない。2日間とも4時起き&朝御飯と弁当作りをしてから5時に家を出るというハードスケジュール(汗)それでも食べに行きたいかき氷(笑))


山形へ

秋田へ


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