2008年?ついこのあいだ21世紀を迎えたばかりだと思っていたら、もう今年は2009年。本当に時が経つのはあっというまですね。皆さんの2008年はどんな一年でしたか?このまま後ろを振り向かないで2009年に突入するのもいいけれど、せっかくだから、復習の意味を込めて、ちょいと2008年を振り返ってみましょう。ほら、あなたは2008年の1月に何をしていましたか?どんな1年にしようと思っていましたか?さて、パナデリアは、どうだったんだろう?・・・・


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やっぱり毎年、この時期は伊勢丹のサロン・デュ・ショコラだな。パナデリアまでお祭り騒ぎで、伊勢丹通い。今では、サロン・デュ・ショコラ特集はパナの恒例行事になってしまいました。
http://www.panaderia.co.jp/topics/2008sdcTokyo/index.html




2度目の来日、フィリップ・ベルナション氏と記念撮影。ガリバーと小人みたいな大きさの差ですね。もしかしたら、フィリップ、チョコ食べすぎで大きくなったか!

今年のガレット・デ・ロワに入っていたフェーブを並べて。最近は危ないから(もしくは衛生上)、フェーブが別添えっていうのが多いけど、やっぱり命をかけて(?)当てるからこそ、今年の王様?!



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2月のヨーロッパ・・・。考えただけでも寒そう!・・・と思っていながらも、出かけてみたフランス旅行。地球温暖化のせいか、思ったよりずっと暖かくて、楽チンの旅でした。それにしても、この頃は1ユーロが160円と、高くて、ケーキ一つ食べるのにも決死の覚悟(オーバー!)でした。最近はユーロが安くて、同じ年の中でこの変動ぶりは、やっぱり恐ろしい!
http://www.panaderia.co.jp/topics/2008france/index.html


パナデリアの2008年を語るときにはずせない神奈川県産小麦プロジェクト。2007年12月に植えた種を2月に麦踏み。このスパルタ式の育て方があってこそ、強い小麦ができるのだ!
http://www.panaderia.co.jp/members2/event_report/2008/event_mugihumi/index.html




いやいや皆さん、そんなに淋しそうに麦、踏まなくても・・・。でも、やっぱり踏んじゃう罪悪感ってありますよね

2月生まれのスタッフAのお誕生日会。今年は趣向を凝らしてインド料理やさんで。なんとナンで作ったお誕生日ケーキが!やるなぁ・・・というか、いくらなん(ナン)でも・・・



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そろそろ暖かくなってきた頃、なんだか気持ちも緩んできちゃって、ダラダラしていたような気がする。あっ、勝手にこんなこと書いたら、他のスタッフに、「ダラダラしていたのは、あなただけでしょ!」って、言われそう。そうそう、この時期、ピエール・エルメの携帯ストラップがおまけについたリプトンのリモーネ探しがブームだったなぁ。あー、やっぱり、平和だーーー!
http://www.panaderia.co.jp/members2/urapana/04_01_08/index.html




パナデリアは3月生まれが2人も。これは「エディション コウジ シモムラ」でのお誕生日会のデザート。この日は平日、もちろん、パナデリアは開店休業状態に

取材で出かけるフーデックスだけど、何故かいつもおなかがいっぱいに。これ、絶対、お祭りだよな!って、行く度に思います。肉あり、酒あり、野菜あり、ついでにちょこっと仕事あり!



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横浜にあるKIRINビールの工場に見学に行きました。これがご縁で、その後9月に開催された神奈川県産小麦収穫祭のときに、KIRINビバレッジが協賛、たくさんの飲み物を提供してくれました。それにしても、この工場見学の帰り、スタッフSが、ほとんど飲んでもいないビールに酔って(酔うはずもない量なのに!)しまい、その後、「Sには酒を飲ますな!」が、パナデリア内の秘密の決まりごとになりました。
http://www.panaderia.co.jp/members2/event_report/2008/Kirin_tour/index.html




KIRINビール工場の帰り道、あのでっかいプリンのマーロウを見つけて、寄ってみました。入り口にある看板から顔を出してみる酔っ払い軍団。あ、この写真はパナ主宰!いけません、権威が・・・

茨城県鹿嶋のパン屋さん「ユニデプーラファリーヌ」。パナデリア的にはずっとご縁を感じていた福士シェフのお店を、やっと訪ねることができてうれしかったなぁ



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2008年のパナデリア石窯パン教室が始まりました。今回は初めて「ラ・テール」の栄徳シェフを講師にお迎えしたこともあり、ちょっぴり不安なスタートだったのですが、そんな心配は無用でした。栄徳シェフは本当に丁寧に教えてくれて、もう一人の講師加藤先生とは、また違ったいい雰囲気のクラスが誕生。その後、栄徳先生には12月までの応用コースもお願いすることに。いろんな意味で、2008年のパナデリアには栄徳シェフはかかせませんでした。
http://www.panaderia.co.jp/panaderia_event/Ishigama2008/index.html




石窯パン教室は少人数制。パン屋さんの仕込み量そのものを経験してもらいたいと始めた教室です。毎回大きな袋をひきずるかのようにして帰る生徒さんたちの後姿が、楽しいやら気の毒やら

FOOMA 国際食品工業展で、憧れのカステラの泡きりを体験。なんでもないように見えるこのひとコマですが、実は本人、かなり真剣、かなり嬉しい!



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6月は会報の取材の大詰めだったなぁ。その中でも一番幸せだったのは、文明堂カステラ工場見学。カステラの端っこを、その場でいただき、もう嬉しいやら嬉しいやら(って、嬉しいだけじゃん!)。
その他、「オーブンミトン」の小嶋ルミさんの講習会も楽しかったな。永遠の憧れのミトンズシューや、最近のルミさんのはまりもの(?)のコーンブレッドなど、教えていただき、とってもいい講習会でした。
カステラと講習会は会報28号に掲載。サイトではご紹介できなかったのが残念です。
http://www.panaderia.co.jp/kaihou28/index.html


それから、2月に麦踏みをした小麦が、いよいよ収穫の時を迎えました。よくぞ、育ったぞ、わが子供!・・・という感動の出来事でした。
http://www.panaderia.co.jp/members2/event_report/2008/event_mugikari/index.html




この月はとにかく、カステラ三昧。こんなカステラの海で死ねたら最高!と思うかたわら、ひたすらまじめにカステラの試食を繰り返す毎日。カステラ取材担当のスタッフSは、とうとう本場長崎にまで出かけ、「さるく君」とご対面!

シュークリーム、シュークリーム。ルミさんのシュークリーム。出来立て、出来立て、あー、おいしい!



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なんといっても、「ピエール・エルメ パリ」のリシャール・ルデュ氏の講習会が実現したことが、今でも信じられないくらい幸せでした。しかも、まさか教えていただけまい・・・と思っていたヴァニラシリーズ!大好きなヴァニラづくしに、パナデリアスタッフ・・・いやいや、参加者一同、ただただヨダレを流すばかり。それにしても、ルデュ氏、いろんな意味で本当に大盤振る舞いでした。本当にありがとうございました!
http://www.panaderia.co.jp/panaderia_event/seminar_redu/index.html


パリの「ラデュレ」が、銀座三越にオープンしたのもこの時期ですね。せっかくなので、その様子ももう一度!
http://www.panaderia.co.jp/members2/event_report/2008/raduree_ginza/index.html




ルデュシェフの講習会が終わった後のバニラの残骸。あー、贅沢。どうにか再利用できないものかと、つい考えてしまいました。パナデリアって、なんて貧乏性なんでしょう(本当に貧乏なだけですが)

スタッフIのバースディケーキは、「リリエンベルグ」の桃のショートケーキ。やさしいおいしさにうっとり。そして夜は門前仲町のイタリアン「パッソ ア パッソ」でディナーを!Iのお誕生日、豪華じゃん!



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8月と言えば、これ以上汗が流れないように、みんながだましだまし生きている季節・・・なぁーんて、そんなわけないか! 8月と言えば夏休み、個人的にはまたまたすべてを忘れる南の島への旅に行ってきました!へたにお菓子やパンが美味しいと、やっぱり休み中でもお仕事モードが入っちゃうから、ここは思い切って、お菓子もパンもあんまり・・・な国へ。かたやスタッフYは、暑かろうと関係ない!とにかくおいしいものを食べたい一心で、旅の行き先を台湾に設定。台風に遭いながらも、おいしく楽しい夏休みを過ごしたようです。さて、みなさんは、どんな夏でしたか?


そういえば、夏休み、どこも行かなかったスタッフIが、こんな取材に行ってきました。食育のためにも、こういう企画は本当に大賛成。ここ何十年とジャンクなもので、舌や感性が狂ってきたと思われる日本人。藤川シェフの想いのように、この先は、食べ物を五感で感じることができる人間が増えることを望みます。子供たちに期待!
http://www.panaderia.co.jp/members2/event_report/2008/kodomodessert/index.html




バリ島で幸せに暮らしているリス。ナッツが大好きなその姿を見て、スタッフYを思い出してしまいました。あっ、でもカジカジとナッツをかじるその姿はスタッフI?どちらにしても、楽園で思い出したくはない二人?(あっ、うそうそ!)

スタッフYの台湾旅行、想い出の1枚は台東名物のワンタン!紙のスープカップが台湾チック。スープは本当に薄味で、刻んだ細いセロリと揚げ玉ねぎを乗せただけのシンプルなものだけど、とってもおいしかったそうです



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12月の種蒔きから始まり、6月の収穫、その後エイジングなどしばらくの時間を置き、いよいよ小麦粉に姿を変えたわが子供たち。でも鬼のようなお母さんたちは、あなたたちを食べちゃうまで、本当の「ひと回り」とは言えないのよ・・・ということで、この神奈川県産小麦を使ってパンを作るという講習会を企画。収穫祭と銘打ってのこのイベントは、なんと「ブノワトン」高橋シェフの講演に、「シニフィアン・シニフィエ」の志賀シェフの講習会という、超豪華なもの。種蒔きから始まったこの企画が、ちゃんと実を結んだことに満足!でした。一緒にこの企画を育ててくれた皆さん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
http://www.panaderia.co.jp/panaderia_event/2008event_shiga/index.html


この月に忘れてはいけない想い出はというと、カリフォルニアにアーモンドとレーズンの収穫の様子を視察に行ってきたこと。一週間かけて、車でサンフランシスコからロサンゼルスまで移動という、けっこう忙しい旅でした。毎日ホテルを変え、まるで流浪の民。しかも途中で、何社のナッツやレーズンの会社や工場や畑を訪ねたことか・・・。あまりにもたくさん回ったので、なかなかまだパナデリアのサイト、もしくは会報に活かせていないことが、2008年の心残りのひとつです。それにしても、本当にアメリカ人(カリフォルニアの人)って、たくさん食べますね。食事の量が、気持ちいいくらいの多さです。(全部食べると、確実に気持ち悪くなるけど・・)




生クリームの量が多すぎるだろう!しかも、この前にもっとすごい量の食事が出ているわけだから、バランスっていうものを考えて欲しい・・・と、周りを見回すと、体の大きなアメリカ人だらけ。あっ、納得・・・と、うつむく私

カリフォルニアで視察先の「Chico Nut」で見せていただいたアーモンドの収穫の様子。アーモンドの木を、このブルドーザーのような車で揺らして、実を落とします



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パナデリアの石窯パン教室の応用コースがスタートしました。今回の応用コース、金曜クラスは、1回目に「ルヴァン」の甲田さんをお迎えし、その後2回目、3回目は「ボヌール」のエマニュエルさんが講師に。いくらなんでも、この2人のシェフのイメージって違いすぎ? こういう脈絡のないことを企画するのが、パナデリアのパナデリアたるところ。あっ、もちろん、どちらのクラスも充実した時間を過ごすことが出来ましたけどね。でも、このコースを選択してくれた生徒さん、ある意味、いろんなパンを体験できましたね。そして、土曜クラスは、引き続き、我らが栄徳シェフが担当。こちらは、相変わらずのマイペースなすすみ方。栄徳さんのあの独特な時間の流れが、妙に病み付きになるパナデリアでした。
http://www.panaderia.co.jp/panaderia_event/Ishigama2008ouyou/index.html


この月の終わりには、またまたフランスに。そう、パリのサロン・デュ・ショコラに行くためです。その様子は、今回の更新で同時に掲載。ぜひ、そちらをのぞいてみて。
http://www.panaderia.co.jp/members2/event_report/2008/2008SalonDuChocolat_paris/index.html

その他、今回の旅の大きな目的のひとつは、大好きなノルマンディーの「メゾン・ド・ビスキュイ」に行くこと。そして、死ぬほどビスキュイを食べること! このビスキュイは、ずっと以前のパナデリアの焼き菓子試食会にも登場し、そのおいしさに目覚めてからは、みんな、世界中のビスキュイの中ではこれが一番おいしい!と思っています。なので、パリから車で5時間以上かけて、ここのためだけに出かけるのも苦にはななりませんでした。だって、日本に帰ってからのみんなの喜ぶ顔が目に浮かぶから。そして、またビスキュイのどんなかけらも捨てないぞ!と、箱から口に流し込んで行くスタッフYの姿が想像できるから。




足をのばして、スペインのヴァルセロナへ。ここで、話題のレストラン、「El Celler de Can Roca」に。なんと、延々5時間くらいの長いランチを楽しみ、お店を出たのがもう夕方の6時近く。恐るべし、スペイン人! この写真はおいしかったパンとデザートです

この月はお誕生日が二人。今回は、上海蟹でお誕生日をお祝いした日の写真から1枚。その後、もう一人のお誕生日は、がらっと雰囲気を変えての、フレンチパーティとなりました。どちらもおいしかったな



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パナデリアの夢の一つがかなった月。そうです、この月は、安食雄二シェフの講習会が開催されたのです。「デフェール」時代から、ラブコールはしていたのですが、何故かタイミングが合わず、実現できなかった安食シェフの講習会。今回はデフェールを辞めて、充電期間中の安食シェフに、やっとお願いすることができました。そして、教えていただいたのは、あのかわいいデフェールベア・・・ならぬベアショートケーキ。しかも、顔の部分だけじゃありませんよ。今回は特別に体つきです。うーん、体つきの熊って、かわいいのかな?・・・と心配していたけど、ご覧ください、このかわいらしさ!食べるのがもったいなーい。かわいそうで、食べられなーい!と、口では言うものの、しっかり、耳だろうが目だろうが、手だろうが、食べちゃったもんね。あー、おいしかった。




これが安食ベア。安食シェフって、なんでこんなにかわいらしいデザインができるんだろう。もしかしたら、安食シェフの中には、もう一人、絵本作家でも入っているんだろうか? でもそれって、まるで着ぐるみ状態?

安食シェフの講習会からもう1枚。このベルジアンワッフルを出来たてで食べてもらうために、安食シェフはワッフル屋さんになったかと思うくらい、焼き続けてくれました。本当にお疲れさまでした!



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いよいよ2008年も最後の月。どんな年も12月のあわただしさは同じ。クリスマス特集のための試食会や、クリスマス企画の「シニフィアン・シニフィエ」の志賀シェフのシュトーレン通販など、楽しいやら忙しいやらの毎日を過ごしているうちに、あっというまに年末に。毎年恒例のパナデリアのクリスマスパーティも終え、大掃除で一年の汚れをきれいにして、とりあえずは、無事に新年を迎えられそうです。皆さんがこれを読んでくれるのは2009年になってからですが、今はまだ2008年12月、師走と言われるだけあり、みんなが忙しく走り回っているまっ最中です。さて、もうすぐ、新年へのカウントダウンが始まります。2009年も、皆さんにとって、そしてパナデリアにとっても、実りある一年になることを、心から祈りながら、このページを終わりにしたいと思います。
さぁ、また、新しいおいしさに向かって、みんな、突撃だぁぁぁぁ・・・




クリスマス特集のためのケーキ試食会。いつも思うんだけど、特集のためのケーキというより、自分たちが食べたいために、後付けで特集を組んでいるような気がするのは私だけ? 

パナデリア恒例のクリスマスパーティ。今年のテーマは「お菓子の国から」。メインはチョコレートケーキに見立てた鹿のお肉。おいしかったなぁ。さて、2008年のイベントもこれで、おしまい!2009年もまた、お菓子の国から、パンの国から、おいしいものが、いっぱい届きますように!



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