「ブノワトン」高橋シェフが立ち上げた「湘南小麦プロジェクト」。発足以来、パナデリアでは神奈川県の農業技術センターと協力し、県産小麦の種まきから麦踏み、そして6月の収穫の体験を通して、プロジェクトの応援をしてきました。今年は、昨年の7トンに上回る、18トンという素晴らしい収穫量。会に賛同し、ご協力戴いた県の職員や農家、パナデリア会員の皆さん、そしてたくさんの職人の方々と共に、神奈川県産小麦の“収穫祭”を行おう!ということになりました。でも、収穫を喜ぶだけでは、このプロジェクトの本当の意味を成しません。大切なのは、この小麦をおいしいパンに変え、地域に還元していくということ。そこで、今回の収穫祭では、神奈川県の小麦作りの現状を理解すると共に、県産小麦の特長を最大限にいかしたパン作りを学ぶ為、シニフィアン・シニフィエの志賀勝栄シェフによるパン講習会を開催しました。
高橋シェフの軽快なトークに会場は沸き、間近に見る志賀シェフの“ゴッドハンド”にひたすら感動。シェフの手ほどきを受けながら、生地に直に触れるという貴重な経験もできました。どんな小さなことでも、ひとつひとつの作業に全て「理由がある」という、志賀シェフのパン作り。少しでも近くで見ようと、作業台のまわりは黒山の人だかりに・・・。しかも、アシスタントはラ・テールの栄徳シェフという、なんとも贅沢な講習会になりました!
そして、最後の締めは収穫祭。フードコーディネーター植野美枝子氏によるお料理と共に、焼きたてのパンを心行くまで味わい、お腹も心も大満足。閉幕後は、エンドロールを流したいほどのオールスター夢の競演。生産者の方々とも交流が出来、本来の“神奈川県産小麦の普及”という目的もしっかり果たせたことは、会場を後にした皆さんの笑顔が物語っていました。
大盛況のうちに幕を閉じた今年の収穫祭の模様をレポートします!







←click!



←click!
←click!
←click!
←click!
←click!






←click!






※このページの情報は掲載当時のものです。現時点の情報とは異なる可能性がございますのでご了承ください。