約1週間後の6月17日。今度こそ無事に収穫の日を迎えることが出来ました。
平日、朝からの作業にも関わらず、参加していただいたのは、パナデリア会員、パン職人など約14名。皆さん、本当にありがとうございます。

約4ヶ月ぶりに訪れた小麦畑は文字通り、一面の小麦色!すらりと伸びた穂先にはずっしりと実が詰まり、重たそうに首をもたげていました。麦踏みの時には、ずいぶんゆったりしているように見えた畝と畝の間隔ですが、ご覧の通り地面の土がまったく見えない状態に。本当に立派に成長したものです。


穂の先が寝てくると、収穫OKのサイン。
これ以前だと水分が高く、これ以上刈り取らずに
おくと、穂発芽してしまいパン用小麦に
ならなくなってしまいます



では、まず農業技術センター山田さんの挨拶から。
「皆さん、おはようございます。この間は突然の中止ですみませんでした。ここの土は火山灰で、水を含むとやわらかくなる特徴があり、ああいう大雨のあとに畑に入ると、足がくるぶしまで埋ってしまうほどなんです」

当日の天気ばかり気にしていましたが、雨が止めば大丈夫という簡単な問題ではないことを改めて実感。しかも、ぬかるんだ土の上を何十人もが歩くと、土が固まってしまい、後作にも弊害がでてしまうそうです。

すでにお馴染みになった
農業技術センター 山田さん


「今日のように雨が降らない日を"梅雨のズル休み"と呼んでいるんですが、収穫にはいいんですよ。では、皆さん頑張って刈り取りましょう!」

梅雨がサボっているこのすきに…。
さぁ、収穫です!



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