第1ステージ DOUBLE STANDARD CLOTHING
Masahisa Takino





Title:可愛い魔女

キラキラと輝くティアラはもちろん、ベルトやバングルも繊細な飴で作ったもの。シンプルな黒のワンピースにデコレーションをすることで、タイトル通りのキュートな魔女に。手にもった大きなリンゴには、もしかして毒が・・?!
メルヘンさが楽しめるデザインです。



朝田 晋平 氏
浦和ロイヤルパインズホテル
「ペストリーショップ ラ・モーラ」(埼玉・浦和)
“写真提供:Tokyo Sweets Collection” 


Rouge et Blanc
「たくさんのケーキを食べていただくので、さっぱり目に仕上げました」という朝田シェフのケーキは、酸味が心地よいフロマージュブランに地元浦和産のブルーベリーやラズベリーを合わせたもの。あっさりとした軽い味わいです。








Title:Sweet-musique

「衣装を見て、“かわいい”、“ポップ”というイメージを感じました。音楽とのコラボも考えて、スイーツを食べながら音楽を聴いているイメージに」という林さん。マカロンやフルーツで飾られたヘッドホンをつけ、音符をまといながら歩いてくる彼女はなんとも楽しそう。お菓子のもつキュートさが伝わってきます。



林 正明 氏
“写真提供:Tokyo Sweets Collection” 


ヴィオラ
フランボワーズジュレとショコラクリームに、ココナッツクリームを合わせた、ちょっと意外性のある味わい。軽くさっぱりとした味わいながら、ココナッツのまったりとしたコクと風味が、深みと余韻を持たせています。








Title:Noël 2009

前回、巨大バームクーヘンの帽子(?)で注目を集めた白鳥シェフ。「クリスマスシーズンを前に、ツリーをイメージしてみました」という今回は、バウムクーヘンやブリオッシュをベースに飴をほどこした頭上のピエスモンテがポイントに。バルーンになったボリュームのあるスカートのラインをいかしたデザインは、まさにクリスマスツリーのようです。



白鳥 裕一 氏
キャトーズ・ジュイエTokyo
(東京・丸の内)
“写真提供:Tokyo Sweets Collection” 


Noël 2009
なんともキュートな渦巻きは、フランボワーズのジャムを巻き込んだもの。キルシュがさわやかなクリームの下には、やわらかい味わいのミルクチョコレートガナッシュと自家製ノエルコンフィチュールが。最後にフワッとシナモンが香る、ノエルにぴったりの味わいです。








Title:DOUBLE STANDARD CLOTHING

「男性と女性、光と影、新と旧・・・。そんな“ダブルスタンダード”をショコラとファッションで表現したい」という土屋シェフ。チョコレートの仮面は、人の二面性を感じさせるもの。ショコラのアクセサリーで飾った女性らしさと、男性的なかっこよさを見せるパンツスーツとの組合せなど、随所に土屋シェフの表現力が感じられます。



土屋 公二 氏
ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ
(東京・代々木公園)
“写真提供:Tokyo Sweets Collection” 


Domani
「今回 素晴らしい歌声を披露してくれた藤澤ノリマサさんのために作りました」という「Domani」は、藤澤さんが好きだというミルフィーユ仕立て。ガナッシュの“やわらかさ”とフィヤンティーヌの“サクサク感”、さらに“酸味”と“甘さ”という「ダブルスタンダード」も見事に表現されています。








Title:パピヨン・ソニプテュー

「華麗に舞う蝶をイメージし、ポップに表現してみました」という鎧塚シェフ。歩くたびに揺れる飴細工の蝶がポイントになっています。大ぶりなリボンには、マカロンなどのスイーツが散りばめられ、思わずつまみ食いしたくなってしまいそう!



鎧塚 俊彦 氏
トシヨロイヅカ(東京・恵比寿)
“写真提供:Tokyo Sweets Collection” 


ブール・ショコラ
「ショコラの卵をイメージ」したという鎧塚シェフ。ふんわり絞ったシャンティショコラの下には、やわらかい食感のキャラメルムースが。シンプルな組合せのアクセントになっているのは、中に忍ばせたチョコレート生地。サクサクとした食感とほろ苦さが心地よく広がります。






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