昨年秋、突如、実現することになったパリ取材。

「え!本当に飛行機が取れた?私たち行ってもいいんですか?!」

とオフィスに歓声が響いたのは、なんと出発の1週間前のこと。
今回の取材のメインは、本場パリのサロン・ド・ショコラ、そして日程は現地で5日間。それなのに、気が付けば、手元には行きたいお店の長〜いリストが・・・。


(資料作りは念入りに!
区ごとにインデックスで分類した、入魂のファイル)




食べて、食べて、また食べて・・・。凱旋門さえ見ずに帰って来た、パナデリア強行軍の顛末記をご紹介します。


(機内ではラ・メゾン・デュ・ショコラで予行演習)(さりげないプレジデントのチーズがエールフランスらしい!)
 













16:30 パリ着後、ホテルへ。

ホテルのある9区は、かなり庶民的なエリア。オペラ座やマドレーヌ寺院のある中心地からは少し離れているけれど、建物の間からチラッと見えるサクレクール寺院に「ああ、パリに来たんだ!」と思わず感動。このホテル、3ツ星なのですが、学生時代に貧乏旅行に明け暮れたスタッフY以外には衝撃的な貧粗さだった様子!?

(一流とはいかないですが・・・)(そんなに悪くはないでしょう?(ロビーだけは))


泣いても笑っても、とにかく、ここが今回の拠点です。


実はここで、問題発生。ホテルに届いているはずのプレス用入場券がない! なんとも、暗雲立ち込める幕開け・・・。でも、行けば何とかなる!と、気を取り直し、前夜祭へいざ出発!



(これが問題のプレス向け招待状。
イラストがかわいい!)





20:15 いよいよ Salon du Chocolat 会場へ

会場のあるポルト・ドゥ・ベルサイユは、7つも8つも大きな展示会場が立ち並ぶ、日本の「国際展示場」のようなところ。そのホール5が今回の会場です!電車で向かう途中にも、そしてもちろん会場にも大きなSalon du Chocolatのポスターが貼られていて思わずワクワク!
(ちなみに、隣のホールではゲイのイベントをやっていた様子。いったい、どんな内容!?)


(大きなポスターにワクワク)


苦労の末、チケットの交渉はなんとか成立!
これで、やっと中に入れるぞー。


中ではすでにファッションショーがスタート!
コンセプトは、もちろん洋服とショコラの組み合わせ。でも、変に面白くしたり、くだらない感じがないのがさすが。本当のパリコレのように、モデルさんたちもキレイだし、デザインも素敵!モデルが登場するたびにお客さんも声を上げ、盛り上がりは最高潮!

(エヴァン×ポール・カ。さすがに洗練されています)(ホワイトチョコと羽の質感が素敵なフランソワ・プラリュ)
(ルルー氏×中国人デザイナー陳さん。近くで見ると「夢」の文字が!)


特にルルーさんの白いバタフライをイメージしたドレスと、ポール・カとジャン=ポール・エヴァンのコラボによるスタイリッシュなドレス、それから、王者の貫禄ラ・メゾン・デュ・ショコラがすばらしい!美と食がこんな風に自然に一体化するなんて、やっぱりパリなんだなーと実感。見ているだけで楽しいイベントでした。



(感動のフィナーレ!)


そして、ブースをグルっと散策。とにかく、たくさんあって目が回りそう! 前夜祭だけの特権なのか、エヴァンではプティガトーやキッシュを食べさせてくれました!


★会場の詳しい様子は、会報誌で紹介していますのでご覧下さい!


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