Ayappe




いきなりですが・・・暑い!夏だから当たり前ですね(笑)
そんな夏を皆さんはどのようにお過ごしですか?
私は暑い夏をまるごと楽しみたいと思うタイプ。もう何年もエアコンを使っていません。
こんなに汗をかくこともなかなか無いから、どうせなら思いっきり汗もかいちゃう!
汗をかいた後は・・・スイカとかき氷があれば言うことなしです(笑)
特にかき氷は、見た目だけでも涼を感じさせてくれますし、食べれば身体の芯からスーッと涼しくなって一気にクールダウン。
昨年はスイーツガイドのページで、秋田と山形のかき氷屋さんを紹介しましたが、 今年はちょっとした特集として、東京近郊の比較的新しいお店をいくつかご紹介します。夏の間、毎週少しずつ、お店を追加していく予定なので、皆さん、しばらくの間、 この特集のチェックをお忘れなく!

でも、その前にちょっとだけ、かき氷についてのお話をさせてください。
東京近郊の方は“天然氷のかき氷”を最近目にする事が多くなっていませんか?
ちょっと前に比べると、天然氷を使うお店が増えています。
天然氷について多少の誤解があるようなので、説明を少々。
天然氷とは、冬の最も寒い時に屋外で作られます。天然水を冷凍庫で凍らせたものではありません。
現在天然氷を作る氷室は長瀞と軽井沢に1軒ずつ、日光に3軒、計5軒のみです。
暖冬ですと氷ができない可能性もあるし、またいくら寒くても雨や雪が降る日が続くと氷はできません。
寒い中の重労働、寒がりの私には考えられないことです。天然氷作りに携わる方々には尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、なぜか最近耳にするのが“天然氷のかき氷は頭がキーンとしない”というような話。 これは誤解です。
天然氷でも純氷でも、温度が低すぎるカチコチ状態で削ったり、さらに粗い状態に削れば、キーンとなります。
つまり、キーンとならないのは、かき氷の作り手さんの技量によるものです。氷を適温に戻し、いい塩梅に削る。
同じ氷・削氷機・シロップを使っても、作り手が違えば別のものになります。そこが難しく、そして面白いと思っています。
なので、信頼できる作り手さんが作るのなら、天然氷だろうが純氷だろうが、そんなことは問題ではないのです。
(これはケーキやパンにも言えることですね)
ちなみに日光の氷室3軒のうち1軒は配送もしてくださるようですが、2軒は現地まで買いに行かなければなりません。
定休日などに車で日光まで行く・・・個人店ではなかなか大変なことです。そこまでしても使いたい!というのは、店主さんのかき氷への情熱の表れなので、かき氷に真剣に取り組んでいる可能性は大・・とも考えられます。
しかしこうも天然氷を使う店が増えると、「客寄せの為に使っている?」というところも出てきて、そういう店では食べて残念な思いをすることもあります。
最近は“流行り”と言われること事もあり、ちょっと抵抗を感じたりもしますが、今後どうなる? かき氷業界!

さぁ、皆さんも自分の好みに合うかき氷をぜひ見つけてください! 今までかき氷なんて興味無いと思っていた方でも、食べれば概念が変わるかもしれませんよ。

お店は少しずつ増えていきますので、お楽しみに!


ティーハウス マユール 宮崎台店

霧原

浅草浪花家

ねいろ屋


パティスリー・ブリーズ



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