観光客用のホテルが建ち並び、ベッドタウンにもなっているスリーマは、ヴァレッタとはまったく違う近代的な香りの街。海沿いにはホテルとレストランが建ち並び、ビーチは海や太陽を楽しむ人々で賑わっていました。
セントジュリアンもスリーマと同じくホテルや飲食店などが集まるエリアですが、こちらは大人のリゾートといった雰囲気。洒落たレストランが多いのも魅力のひとつで、美しい海を臨む最高のロケーションで新鮮なシーフードを楽しむことが出来ます。

近代的なセント・ジュリアンの街並み。
波が穏やかなせいか、夕方6時を過ぎても海で遊ぶ人たちの姿が見えました。
猫の国マルタでは、外の猫もかなり好待遇。公園には、エサや毛布をセットした猫専用のおうちもありました。
電車のないマルタでは、バスが大活躍!
旗を飾ったり、好きな音楽をかけたりと、自分のバスライフを満喫している運転手さんはなんだか楽しそう。これは、かなりきれいに磨きこまれたクラシックカータイプのバス。


「La Dolce Vita」

海を臨むセントジュリアンの高台に位置する「ラ・ドルチェ・ビータ」は、ちょっと洒落たイタリアンレストラン。新鮮な海の幸を満喫できます。ここはかなりの有名店らしく、店内には来店したハリウッドスターの写真がずらり。だからといって、気取る必要はまったくありません。お客さんは皆、くつろいだスタイルでシーフードやワインに舌鼓を打っていました。


● フィッシュ・スープ


サクサクのパイの下には、ムール貝、エビ、イカなどシーフードたっぷりのスープが入っています。その旨みが凝縮した贅沢な味わいは、感動もの。ピリッとした辛みが効いています。


● ボンゴレ・ビアンコ


まず驚いたのはアサリの殻の厚み。写真ではわかりにくいと思いますが、軟弱な日本の養殖ものとは違い、深い溝が入った殻はかなり頑丈そう!美しい海でたくましく育ったアサリのスープは、濃くてまろやかです。パスタが太めなのは、マルタ流。


●カラマリ


イカのフリット"カラマリ"をオーダーしたら、こんなに大きなサイズで登場(2人なのに)!一体、イカ何杯分!?
サクサクの衣に包まれたイカは、歯切れよく、ふっくらやわらか。オレンジのソースが添えられているのですが、イカのほのかな甘みと爽やかな香りとの相性が良く、結局、ペロリと平らげてしまいました(笑)。




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