5.
ユーハイム


日独友好150周年をテーマにしているのが、「マイスター ユーハイム」。なんと、ドイツ人マイスターのベルント・ジーフェルト氏が、2つの国の素材を合せ6粒のトリュフに仕上げるという。
例えば、“ユズとビール”は、日本のユズとドイツのビールを融合させたトリュフ。実は、ビールといっても、使用しているのは、ドイツやアルザス地方に伝わる「フルールドビエレ(ビールの花)」というちょっと珍しい蒸留酒。この「フルールドビエレ」は、酵母が生きた状態で蒸留するのが特徴で、そのためトリュフにも、爽やかなホップの香りが心地よく残るという訳だ。確かに、ユズの爽やかな酸味の後に、ふわりとホップのような心地よい香りが広がる。他にも、“芋焼酎とイチゴ”や“オレンジハチミツとシソ焼酎”など、その味わいが気になるものばかりだ。


写真手前から、芋焼酎とイチゴ、ユズとビール、オレンジハチミツとシソ焼酎


そして、もうひとつジーフェルト氏が提案するのが、“ミルクチョコレート”の新しい楽しみ方。“最近はハイカカオばかり持てはやされるが、元々日本人はミルクチョコレートが好きなはず・・・!”ということで、ミルクチョコレートによる6種類のトリュフが紹介されている。

例えば、“ハーブ”はローズマリーとブランデーの香りをいかしたもの。ベースに使用しているフェルクリン社の「マラカイボクリオレイト(カカオ分38%)」特有の“コクのあるミルク感”が、シャープになりがちな、ローズマリーとブランデーの香りにこっくりとした丸みを与え、深くやわらかい味わいが楽しめる。
ショコラの中に、日独の友好を感じるもよし、新鮮な驚きを発見するもよし。ベルント・ジーフェルト氏が提案する、新たなショコラの世界に飛び込んでみては?



その他のヴァレンタイン限定アイテム

右は、バウムクーヘンの生地にフルーツゼリーをサンドした「ユーハイム・ディー・マイスター」の“バウムシュタイン”。左は、「カールユーハイム」の“バウムシュピッツ”。どちらもヴァレンタイン限定のアイテム






ユーハイム
展開店舗などの詳細は、ユーハイムのウェブサイトからご確認ください
http://www.juchheim.co.jp/

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